(b) ダイカスト事業 北米
底堅い北米自動車生産による受注量の増加と為替相場の影響により、売上高は25,389百万円(同10.5%増)となった。損益面においては、米国工場における生産性の悪化、人件費などの製造コストの上昇により906百万円減益となったほか、地金市況の高騰により197百万円の減益などが加わり、セグメント損益は1,112百万円悪化し419百万円の損失を計上した(前年同期は693百万円の利益)。米国工場の受注は好調であったが、高い離職率が理由で必要な力量を有する作業者を確保できず生産が不安定となった。米国では慢性的な人材不足から定着率が悪化し、賃金も高騰した。さらに現場スタッフの離職率が高く、経験の浅い作業者が増加し、監督者の力量も不足している。
(c) ダイカスト事業 アジア
中国工場において主要顧客の販売不振により受注量が減少したが、インド工場においては電動車搭載部品の量産開始による受注量の増加と為替相場の影響により売上高は17,221百万円(同5.6%増)となった。損益面においては、インド工場において生産拡大に伴う生産体制の混乱がありコスト増につながったが、中国工場における生産体制の合理化による固定費の削減などによる製造コストの減少が689百万円の増益につながり、前期の減損損失計上による減価償却費の減少609百万円も加わって、セグメント損益は1,244百万円改善し256百万円の利益を計上した(前年同期は988百万円の損失)。
(2) アルミニウム事業・完成品事業
アルミニウム事業は、アルミ地金の販売単価が上昇したが販売重量が前年同期を10.5%下回り、売上高は3,466百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益は70百万円(同20.1%減)となった。完成品事業は、半導体関連企業の期中の大型物件の引き渡しが前年同期から減少し、売上高は1,945百万円(同47.2%減)となり、セグメント利益も減収の影響により179百万円(同63.1%減)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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