アーレスティ、前期経常を40％下方修正

　アーレスティ <5852> [東証Ｐ] が4月27日昼(12:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→1.2億円の黒字(前の期は20.3億円の赤字)に40.0％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の10.2億円の黒字→9.4億円の黒字(前年同期は3.5億円の赤字)に7.8％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、当社グループ全体で概ね前回発表予想通りに推移する見通しです。営業利益、経常利益につきましては、半導体部品供給不足に伴う突発的な自動車メーカーの生産計画下振れ影響等により、前回発表予想を下回る見通しとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益および１株当たり当期純利益につきましては、当社東松山工場の土地譲渡に伴う固定資産売却益として約30億円の計上を見込んでいるものの、当社グループが保有する事業用固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき今後の事業計画等を踏まえた将来の回収可能性について精査中であったため未定としておりましたが、一定の見通しが立ちましたので公表いたします。なお、期末配当予想につきましては，2022年５月18日公表（1株につき５円）から変更はございません。（注）本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。