しずおかFGが9月中間期経常益予想を引き上げ、固定資産評価の見直しも
店舗などの固定資産に関する会計の適用方法を見直した。共用資産として管理してきたソフトウェアなどを営業店に帰属する固定資産に変更した結果、固定資産評価の見直し(減価)に関連する費用約190億円を一括して計上する見込みとなった。これに伴い、減価償却負担が軽減され、戦略的な投資を行う余力が高まるという。
固定資産評価の見直しに関する費用の今期業績への影響については、株式売却益約150億円を活用するなどして、最小限にとどめる。政策保有株式の売却により資本の効率性も高める方針。今期の減価償却負担の軽減額は30億円を見込み、来期と26年3月期は50億円、27年3月期は30億円を想定。経費水準の引き下げを図る。
同社は昨年10月に単独株式移転により設立されたため、これまで開示された決算短信の経営成績に、前年同期と比較した増減率の記載はない。通期の業績予想については11月10日に予定する第2四半期の決算発表時に公表するとしている。
出所:MINKABU PRESS
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