<検証話題株・タツタ電線>=株価大化けも高値圏で波乱含み、スマホ向け需要動向を注視(2)
一時株価が調整色の強い展開になったのも、昨年8月以降、大口受注になっていたとみられる米アップルのiPhone5向け需要の減速懸念が背景にある。昨年9月に発売したiPhone5の世界販売が計画を下回り、年明けから関連企業が減産を実施しているとされ、同社への悪影響が懸念されている。実際、この影響から13年3月期連結経常利益を56億円から53億円に下方修正しているのだ。このため株価は反騰態勢にあったが、先行きの収益環境の悪化を警戒して、再び調整局面入りする可能性がにわかに出てきている。
同社は電磁波シールドフィルムの増産を計画している。生産能力は10年までは月産40万平方メートルだったが、13年春には木津川工場を稼働させることにより、同70万平方メートルに増強する見通しだ。また、同製品はタブレット端末向けにも需要の拡大が期待されている。タブレット端末向けは1台当たりの使用量がスマホの5~10倍になるとみられており、中期の成長要因として注目される。iPhone5向けの減速は気になるところだが、当面、収益拡大の牽引役としての位置づけは不変とみられる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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