フジミインコが５連騰で１９００円回復、高進捗率で東海東京が「アウトパフォーム」継続

　フジミインコーポレーテッド<5384.T>が５連騰で一時７０円高に買われ、６月２６日以来の１９００円台を回復した。同社は半導体研磨材の最大手で主力のＣＭＰ向け研磨材などが好調に推移、１６年３月期の第１四半期（４～６月）売上高は前年同期比１２．５％増の８４億８３００万円営業利益は同４４．８％増の１２億４２００万円と大幅な伸びをみせた。年間配当４０円（前期実績）は配当利回りで２％を超えている。東海東京調査センターが４日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続でフォローしており、これも物色資金を誘導している。同調査センターでは同社の第１四半期の営業利益は上期計画に対し進捗率が６１％に達していることから、上振れも見込まれるとしている。

フジミインコの株価は１１時２分現在１９０６円（△６７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）