品川リフラクトリーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘之)は、当社の完全子会社である品川ファインセラミックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福崎 良雄)を2025年4月1日をもって吸収合併することといたしました。この吸収合併は、品川リフラクトリーズグループの成長戦略の柱であるファインセラミックス事業の拡大に向け、両社の経営資源や技術・人材の統合による経営の効率化を行うことが目的です。
この度の吸収合併を通じて、先端機材セクターの成長戦略の実行を本格化し、目標達成に向けて一層邁進してまいります。
合併の背景と目的
品川ファインセラミックス株式会社は、品川リフラクトリーズグループの事業ドメインのひとつである「先端機材セクター」の主軸となる、ファインセラミックス製品の製造・販売事業を展開しています。
現在品川ファインセラミックス株式会社では、品川リフラクトリーズグループが掲げている長期ビジョンである「ビジョン2030」の達成に向けた成長戦略に則り、ファインセラミックス製品の需要が拡大している半導体製造装置分野や航空宇宙・エネルギー分野など、新たな成長分野への拡販に備え、生産基盤の整備と、生産能力の拡大に向けた新工場の設立など積極的な設備投資を実施しています。成長戦略実行フェーズの本格化に伴い、両社の経営資源や技術・人材の統合による経営の効率化を行い、体制をより強固にすることで、品川リフラクトリーズグループの連携強化を図ります。
品川リフラクトリーズグループが掲げている、先端機材セクターにおける成長戦略の概要
合併の詳細
1.合併の日程
(注)当該合併につきましては、品川リフラクトリーズ株式会社は簡易合併(会社法第796条第2項)し、品川ファインセラミックス株式会社は略式合併(会社法第796条第1項)に該当するので、合併契約書承認に関する株主総会は開催いたしません。
2.合併方式
品川リフラクトリーズ株式会社を存続会社とする吸収合併方式で、品川ファインセラミックス株式会社は解散いたします。
3.合併に係る割当ての内容
品川リフラクトリーズ株式会社は品川ファインセラミックス株式会社の全株式を保有しているため、本合併に際して一切の対価の交付はございません。
4.合併に伴う被合併会社の新株予約権および新株予約権付き社債に関する取り扱い
品川ファインセラミックス株式会社は、新株予約権および新株予約権付き社債を発行しておりません。
合併当事会社の概要
今後の展望
第 6 次中期経営計画期間(2024~2026 年度)では半導体製造装置関連市場における成長を目標とします。 さらに次期となる第 7 次中期経営計画(2027~2030 年度)では、今回の投資により整備された生産基盤をベースにさらなる成長投資を行うことによって、品川リフラクトリーズグループが新成長分野と位置付けている航空宇宙・エネルギー関連分野などへの本格参入を目指します。 具体的な例としては「航空機部材用 特殊蒸着材」、「リチウムイオン電池などの 電池製造関連製品」 などであり、現在は需要の捕捉に向けて市場調査、製品開発を進めています。
2030 年度の先端機材セクターの売上高は、2023 年度の 35 億円から、2.6 倍の 90 億円に伸ばすことを計画しております。
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