ホテル運営事業では、旺盛なインバウンド需要について、マーケットに合わせた各種プロモーション施策を実施したことで客室単価・稼働率が順調に推移した。また、主力ブランドの“リソルホテルズ”において、「物語のあるホテル」を新コンセプトに掲げ、“ツーリストホテル”としてのブランド構築を目指してサービスや品質の向上に積極的に取組んだ。
ゴルフ運営事業では、コース品質向上、接客サービス向上、ハード面の改修、美味しい食事の提供など、他社との差別化を図る施策を強化したことで客単価が向上した。また、会員権販売が好調を維持したことに加え、前年に取得した「入間カントリー倶楽部」が加わった効果もあり、業績は順調に推移した。さらに、新規事業である“フェアウェイフロントヴィラ”事業において、新たなヴィラ開発として「大熱海国際ゴルフクラブ」で計画し、インバウンドゴルファーにも対応できる高級ゴルフリゾートの開発準備を進めた。
リソルの森事業では、ゴルフ部門(真名カントリークラブ)において、真名ゲーリー・プレーヤーコースのランチブッフェの高評価とプレースタイル変更によりコンペが増加し、好調を維持した。また、インバウンドゴルファー獲得に向け、「ゴルフ&ステイ」の販売ルート拡大に注力した。リゾート部門では企業研修やスポーツチームなどの団体利用が好調を維持した。
福利厚生事業では、本年5月から関東ITソフトウェア健保との提携が本格スタートしたことで、業績は順調に推移した。また、「精算ビジネスモデル」(利用実績に応じて補助金を精算する透明性の高い料金体系)、「プラスユアチョイス」(提携外の施設も利用可能なカスタマイズ性の高いプラン)、「直営施設」(ホテル・ゴルフ場等の優待価格、出張・企業研修の限定プランの提供)を差別化とした新規顧客開拓を推進した。
再生エネルギー事業では、既存施設の管理を行いながら、グループゴルフ場における新たなソーラーカーポート建設の検討を図った。
投資再生事業では、市場環境を見据えながら、新規運営施設の仕入れ等の検討を進めた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.0%増の270.00億円、営業利益が同3.6%増の22.00億円、経常利益が同2.7%増の20.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%増の15.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SO>
この銘柄の最新ニュース
リソルのニュース一覧- リソルホールディングス---「スイートヴィラ さんかくろっじ山中湖」を開業し、別荘のシェア利用事業を拡大 2024/12/19
- リソル不動産、「スイートヴィラ さんかくろっじ山中湖」 を12月24日に開業し、別荘のシェア利用事業を拡大 2024/12/17
- インバウンド需要で盛り上がる「リノベーション一棟貸し」関連株が急浮上 <株探トップ特集> 2024/12/10
- [Delayed]Summary of Consolidated Financial Results for the Six Months Ended September 30, 2024(Based on Japanese GAAP) 2024/11/14
- 〈富士山を望む、大人の隠れ家へようこそ〉一棟貸別荘「スイートヴィラ 忍野Mt.FUJI」が11月30日開業 2024/11/11
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 325円高 (1月17日) (01/18)
- 今週の【早わかり株式市況】3週続落、米株軟調と為替の円高が重荷に (01/18)
- NY株式:NYダウは334ドル高、次期政権の政策に期待高まる (01/18)
- ダウ平均は反発 今週は週足陽線を達成 インテルが上昇=米国株概況 (01/18)
おすすめ条件でスクリーニング
リソルホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
リソルホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。