「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の１０日午前１０時現在で、倉元製作所が「買い予想数上昇」で１位となっている。

　１０日の東京市場で、倉元は前日にストップ高をつけた流れを引き継ぐ格好で始まり、年初来高値を更新した。その後は急ピッチな上昇に対する警戒感から値を消す展開となっているが、市場参加者の注目度は引き続き高いようだ。

　人気化したきっかけは、コーニングジャパン（東京都港区）と長期供給契約を締結したと８日に発表したこと。この契約により、コーニングジャパンは倉元にディスプレー用ガラス原板を継続的に供給し、倉元はこれを製品に加工してディスプレーメーカーに販売する。

日本国内のディスプレイメーカーに対して量産納入を開始しました。今後は販売先の拡大を目指し営業活動を行います。業績予想については合理的に予測可能となった時点で公表します。

当社は、2020 年３月 30 日付で成立した事業再生ＡＤＲ手続のもとで策定された事業再生計画案に基づ
いて、①売上高の改善、②収益力の改善、③企業力の向上を引き続き進めてまいります。一方で、中長期を
見据えた成長戦略の構築に取り組むため、財務基盤を強固なものとし、継続的に収益力を強化することで、
企業価値及び株主価値の向上に努めてまいります。

１．本新株式の概要
① 払込期日 2021 年 4 月 16 日
② 発行新株式数 普通株式 2,249,400 株
③ 発行価額 1 株につき 136 円
④ 払込金額の額 305,918,400 円
⑤ 増加する資本金の額 152,959,200 円
⑥ 増加する資本準備金の額 152,959,200 円
⑦ 割当方法 第三者割当の方法により、下記の通り割り当てます。
那須マテリアル株式会社 1,470,500 株