日山村硝、今期経常を一転赤字に下方修正

　日本山村硝子 <5210> が2月7日大引け後(16:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比93.5％減の8500万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→2億円の赤字(前期は8億7800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4億6600万円の赤字→8億6600万円の赤字(前年同期は7200万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は5億8100万円の赤字(前年同期は3億6400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.6％→-2.4％に大幅悪化した。

株探ニュース