併せて、通期の同利益を従来予想の85億円→88億円(前期は86.2億円)に3.5%上方修正し、一転して2.0%増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の50億円→48億円(前期は48.8億円)に4.0%下方修正し、一転して1.7%減益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.7億円→43.7億円(前年同期は42.3億円)に7.4%増額し、一転して3.4%増益計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.4%減の20億円となり、売上営業利益率は前年同期の13.7%→12.3%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
第3四半期連結累計期間の業績は、北米は日系メーカーが得意としてきたセダン車の需要が減少した影響を受けましたが、アセアン地域は二輪車を中心に好調に推移したことに伴い、売上高は前年同期実績を上回りました。一方、利益につきましては、北米でのパワステ用ホースの受注減、アセアン地域の為替の影響等により、売上ほど伸びはなく、ほぼ前年並みとなりました。 通期業績予想につきましては、第4四半期は、米中の貿易戦争による世界景気の下振れ、英国のEU離脱問題の行方など、懸念事項はあるものの、概ね第3四半期の傾向が続くものと予想し、売上高は上方修正いたします。利益につきましては、ニチリンベトナムの増産に伴う新工場建設および跡地活用計画に則し、旧工場建屋等の減損300百万円を計上する予定であり、親会社株主に帰属する当期純利益は下方修正いたします。なお、上海日輪汽車配件有限公司の中国新会社(蘇州日輪汽車部件有限公司)への事業移転に伴う上海日輪汽車配件有限公司での経済補償金については、現時点では来期計上となる見込みであります。
この銘柄の最新ニュース
ニチリンのニュース一覧- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇80銘柄・下落51銘柄(東証終値比) 2025/01/21
- <12月18日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/12/19
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … アイスペース、ハーモニック、豆蔵デジHD (11月12日発表分) 2024/11/13
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 名村造、アイスペース、ハーモニック (11月12日発表分) 2024/11/13
- 配当予想の修正(創立110周年記念配当)に関するお知らせ 2024/11/12
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ニチリンの取引履歴を振り返りませんか?
ニチリンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。