西川ゴムが後場急落、１５年３月期業績予想を下方修正、海外拠点での費用増など響く

　西川ゴム工業<5161.T>が後場急落。午後２時ごろに１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の８００億円から８３３億円（前期比０．７％増）へ上方修正した一方、営業利益を同７０億円から５１億円（同４２．３％減）へ、純利益を同４７億円から２８億円（同５４．８％減）へ下方修正したこと嫌気されている。米国でのロス発生とそれを改善する費用が増加していることや、メキシコでの当初の売り上げ計画を上回る予測に対応するための費用の増加、さらにインドネシアでの量産開始に伴う費用の増加などが利益を圧迫するという。
　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３９６億２５００万円（前年同期比１．２％増）、営業利益１７億６３００万円（同５７．５％減）、純利益７億２７００万円（同７４．１％減）だった。

西川ゴムの株価は１４時２３分現在１６７０円（▼２６０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）