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※2024年5月1日19時に執筆
皆様、おはこんばんちは。未曽有の円安傾向の最中、飛び石となった先の連休の4月29日、アジア市場における取引で1990年以来、34年ぶりに1ドル=160円台の円安ドル高水準に達しました。しかし、その後は急激な円買いの動きとなり、154円台半ばまで戻されるほどの乱高下…この時、「政府・日銀による為替介入が約5.5兆円規模で行われたのでは」と観測されましたが、その後の5月1日現在は157~8円台…つくづく止まらない円安に溜息が漏れる、さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや68回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<先高感のある強い株を狙うべし>
円安基調に加え、ロシア・ウクライナ、中東情勢などの長期化で、物価高の波も再び家計を直撃する事が予想されています。投資家としては、迷走する国内の政府事情を後目に、コツコツと強い株で利ザヤを得ながら糊口をしのぐ、『自助努力』を計っていかなくちゃいけないご時世です(涙)。わたしの大好きな都内のラーメン屋さん達も次々と1000円超えへと踏み切って乗り越えているようですが、それでも給与の上がらない中小企業のサラリーマンのお父さん達にとってはつらいご時世なのではないでしょうか。
なんて、ついつい、大衆居酒屋での愚痴っぽいコラムになりそうですが…それでも先に述べたように、奥歯を嚙みしめてリスクを獲り、短期間に利ザヤを狙う、わたしのようなストロングスタイルの投資家の方々にとっては、先日のマイクロソフトやアルファベットの好決算は好機到来となったのではないでしょうか。市場では再び半導体(SOX)指数は連騰、AI、データセンター関連などのハイテク株買いが復調してきており、わたしも中東リスクの高まりの際に日経平均株価が急落した4月19日、ブログで「いくつか拾ってみた」とした、そんな株に今含み益になっています。アントニオ猪木、佐山聡、前田日明氏のように、飽くなき勝利に渇望するならば「やはり強い株を求める」事が重要なようですね…さて、そんな訳で今回は再び半導体株を中心に、チャートを重視しつつ、ご紹介していきます。
<チャート重視で半導体関連を見る!>
まずは昨年12月にもご紹介した半導体洗浄装置の開発などを手掛けるジェイ・イー・ティ<6228>の株価は、上値を狙えそうなチャート位置にあり、同じく昨年のIPOであったKOKUSAI EKECTRIC<6525>共々、決算後にどう動くかと、遠目でチェック中です。また、業績と共にチャートも弱気ではありますが、半導体製造装置部品のフェローテク<6890>は既に株価はかなり割安です。主に海外での売上が中心の同社でしたが、国内におけるTSMCやラピダスの躍進においても思惑があり、中長期で見る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
半導体部品(部材)関連の浜井産業<6131>、東洋合成工業<4970>、ミナトHD<6862>、車載カメラ用半導体を手掛けるテックポイント・インク<6697>、そして画像処理や音声出力向け半導体のアクセル<6730>、業績復調にも期待したいパワー半導体関連のサムコ<6387>は、いずれも次期の決算を見定めたいですが、「そろそろ反発するかな…」と監視中です。特殊プリフォームの製造装置の国際特許出願で、半導体製造プロセス技術の発展に期待がかかる湖北工業<6524>も週足の一目均衡表の雲の中に株価があるので、そこを抜けてきたら面白いな…と見ています。
最後におまけで、直近で注目している個別となれば…政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が[4185]JSRを約1兆円で買収するとの報道を受けて動意していたADEKA<4401>、エヌビディア・パートナー・ネットワークに参画したセキュア<4264>、そしてここ最近、トレンド化しているAIやデータセンター関連の材料が頻出しているトリプルアイズ<5026>なども出来高を確認しつつ、押し目の好機はあるかと伺っています。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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