Fリテ、日本橋橋梁が大幅高、アコムは上げ幅を縮小
昨日の米国では、モルガンスタンレーが半導体株の投資判断を引き下げたことから、半導体関連主導で下げ幅を拡大する場面があったものの、バークシャーハサウェイが鉄道会社のバーリントンノーザンサンタフェ社の買収で合意したことや、工具メーカーのスタンレーワークスが、同業のブラック&デッカー社を買収と、M&Aの大型案件が続いたことから、NYダウは下げ幅を縮小。日本株は弱含んで始まったものの、香港ハンセン指数などアジア株高を背景に、徐々に下値を切り上げる展開。商品市況が高いことも関連銘柄には追い風となり、日経平均・TOPIXともに本日の高値圏で取引を終了しました。
個別では、原油高&マッコーリ証券の格上げが好感された新日本石油が高く、みずほ証券が「アウトパフォーム」でカバレッジを開始した積水ハウスや、クレディスイス証券が格上げした武蔵野銀行が上昇。崩落寸前の橋が121基あると報じられたことで日本橋橋梁が買われ、上半期純利益を上方修正したフージャース、野村證券が格上げした日本製鋼所、場中に上方修正を発表したリズム時計、増益観測報道が好感されたエディオンが高く、日経平均プラス寄与度上位にはファーストリテイリング、日本製鋼所、日立建機、アステラス製薬、トレンドマイクロが登場しました。
半面、10月の既存店売上高が2ヶ月連続の前年割れとなったメガネトップが売られ、マッコーリー証券が「アンダーパフォーム」でカバレッジを開始した堀場製作所も軟調。モルガンスタンレーによる米半導体業界格下げの煽りから、東京エレクトロンやアドバンテストが弱く、野村證券が格下げした東邦瓦斯&マネックスG、UBSが格下げしたSUMCO、通期予想を上方修正も市場コンセンサスに届かなかったスズキ、会社更生法の適用申請で投売りが殺到したロプロなどが下落。日経平均マイナス寄与度上位には、東京エレクトロン、クレディセゾン、テルモ、富士フイルム、アドバンテストなどがランクシンしました。
市場関係者の間では引け後に決算発表が行われる日産自動車<7201.T>が注目されました。大引け間際に本日の高値をつけており、子会社の日産車体<7222.T>が後場に急上昇するところが関心を高めたようです。
[1週間無料体験募集中 ] 提供:レーティング情報メルトレ
この銘柄の最新ニュース
新日石のニュース一覧- 2月8日レーティング情報:野村證券 2010/02/09
- 2月2日レーティング情報:シティグループ証券 2010/02/03
マーケットニュース
- 交通空白解消の切り札、普及加速に向かう「ライドシェア」関連を追う <株探トップ特集> (12/24)
- 明日の株式相場に向けて=「ホンダ・日産」サプライズ統合で化ける株 (12/24)
- 住信SBIネット銀、三菱紙、ホンダなど (12/24)
- 24日香港・ハンセン指数=終値20098.29(+215.16) (12/24)
おすすめ条件でスクリーニング
新日本石油の取引履歴を振り返りませんか?
新日本石油の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。