荒川化、今期経常を赤字拡大に下方修正

　荒川化学工業 <4968> [東証Ｐ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は14.5億円の赤字(前年同期は7.5億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の20億円の赤字→28億円の赤字(前期は26.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の18億円の赤字→17億円の赤字(前期は49.4億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は13.4億円の赤字(前年同期は34.4億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は7.8億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-0.7％→-5.7％に急悪化した。

株探ニュース