―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 サンバイオ <4592>
22年1月期の連結最終損益は46.7億円の赤字(前の期は33.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、23年1月期も59.9億円の赤字に赤字幅が拡大する見通しとなった。
▲No.3 Eインフィニ <7692>
22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の経常損益(非連結)は1億4700万円の赤字(前年同期は5700万円の黒字)に転落し、従来の6000万円の黒字予想から一転赤字で着地。
▲No.5 ユークス <4334>
22年1月期の連結経常損益は9億6900万円の黒字(前の期は3億2900万円の赤字)に浮上したが、23年1月期の同利益は前期比25.3%減の7億2400万円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4592> サンバイオ 東M -11.20 3/11 本決算 赤拡
<4936> アクシージア 東M -10.62 3/11 上期 30.06
<7692> Eインフィニ JQ -7.42 3/11 上期 赤転
<4075> ブレインズ 東M -6.55 3/11 上期 -
<4334> ユークス JQ -6.54 3/11 本決算 -25.28
<9242> メディア総研 東M -6.50 3/11 上期 -
<4824> メディアS 東M -3.19 3/11 上期 -53.01
<3653> モルフォ 東M -2.63 3/11 1Q 赤縮
<3320> クロスプラス 東2 -2.24 3/11 本決算 黒転
<2991> ランドネット JQ -1.80 3/11 上期 -
<2373> ケア21 JQ -1.04 3/11 1Q 12.03
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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