■東京ボード <7815> 650円 (+100円、+18.2%) ストップ高
東京ボード工業 <7815> [東証S]がストップ高。21日、佐倉工場で生産するパーティクルボードが、サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営管理するSuMPO環境ラベル(SuMPO EPD)の検証に合格したと発表しており、好材料視された。SuMPO環境ラベルプログラムは、製品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルまでの製品ライフサイクル全体における環境に及ぼす影響を定量的に「見える化」することを目的とした取り組み。今回の検証合格により、SuMPOのホームページで同製品が紹介されることになる。
■リベルタ <4935> 1,862円 (+251円、+15.6%) 一時ストップ高
リベルタ <4935> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。東京証券取引所が20日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を21日売買分から解除すると発表。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入したようだ。日本証券金融も21日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。
■クシム <2345> 571円 (+74円、+14.9%) 一時ストップ高
クシム <2345> [東証S]が6日続急騰、一時ストップ高となった。20日の取引終了後、子会社チューリンガムが、LINEヤフー <4689> [東証P]グループのLINE NEXTが提供するミニDapp(分散型アプリケーション)の導入支援を行うエージェンシー契約を締結したと発表しており、好材料視された。ミニDapp及びDappポータルサービス「Dapp Portal」は、LINE NEXTが提供するLINEメッセンジャーを基盤としたサービス。今回締結した契約により、チューリンガムはミニDapp導入先企業に対し、数多くの実績と知見に基づいたトークノミクス(トークンを用いた経済システムの設計、管理、運営)とUX設計、Dapp内ブロックチェーンの企画・開発を提供するとしている。
■栄電子 <7567> 463円 (+55円、+13.5%)
栄電子 <7567> [東証S]が続急騰。21日午後2時30分ごろ、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末に100株以上を保有する株主に一律でQUOカード1000円分を贈呈する。これが好感された。あわせて、28年3月期を最終年度とする中期経営計画基本方針を発表。最終年度に売上高150億円(24年3月期実績83億6600万円)、ROIC(投下資本利益率)・ROE(自己資本利益率)8%以上、PBR1倍以上とする目標を掲げた。
■極東証券 <8706> 1,598円 (+145円、+10.0%)
東証プライムの上昇率トップ。極東証券 <8706> [東証P]が5日続急騰。21日午前11時30分ごろに発表した第3四半期累計(24年4-12月)連結業績速報で、最終利益が42億8900万円(前年同期比57.2%増)としたことが好感された。受入手数料及びトレーディング損益が増加したことに加えて、投資有価証券の売却が利益を押し上げたようだ。
■鈴茂器工 <6405> 1,996円 (+167円、+9.1%)
鈴茂器工 <6405> [東証S]が急反発。21日、2月4~7日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第53回国際ホテル・レストラン・ショー」に出展すると発表しており、好材料視された。訪日観光客の増加と人手不足の深刻化を背景にホテル・旅館・給食業界でもご飯盛付けロボット「Fuwarica」や寿司ロボットなどの導入が急速に進んでおり、同社では、24年にこれらの業態における導入実績がコロナ禍前の19年と比較して約4倍に伸長。今後も需要の増加が見込まれることから、出展により新たなビジネスチャンスが期待されている。
■ザイン <6769> 948円 (+70円、+8.0%)
ザインエレクトロニクス <6769> [東証S]が続急伸。20日取引終了後、24年12月期連結業績予想について純利益を1億1100万円から3億3900万円(前の期6900万円の赤字)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まった。コスト削減を進めたことや、円安進行に伴う為替差益の計上などが寄与。売上高は第4四半期に概ね想定通りの進捗になったとした上で、46億6800万円から46億1400万円(前の期比8.1%減)へ小幅に見直した。なお、配当予想に変更はない。
■トライアイズ <4840> 317円 (+20円、+6.7%)
トライアイズ <4840> [東証G]が急反発。20日の取引終了後、集計中の24年12月期連結業績について、売上高が9億4200万円から9億6100万円(前の期比51.1%増)へ、営業損益が6000万円の赤字から収支均衡(前の期800万円の赤字)へ、最終利益が1億2800万円から1億8600万円(前の期比82.4%増)へ上方修正したことが好感された。投資事業で新規に収益性の高い不動産の販売による売上高を計上することに加えて、建設コンサルタント事業の原価率が予測よりも改善したことが要因としている。
■アストロHD <186A> 635円 (+32円、+5.3%)
アストロスケールホールディングス <186A> [東証G]が続急伸。同社は21日、英国の連結子会社が欧州宇宙機関(ESA)との間で、「CAT-IOD フェーズ A」の主契約者として契約を獲得したと発表し、材料視されたようだ。CAT-IOD フェーズ AはADR(既存デブリの除去サービス)ミッションの軌道上実証に関して、実現可能性を評価し、ミッション概念を成熟化させることを目指すプロジェクト。契約期間は26年4月期までで、受注金額は59万ユーロ(約9500万円)としている。
■ぐるなび <2440> 278円 (+14円、+5.3%)
東証プライムの上昇率7位。ぐるなび <2440> [東証P]が続急伸。同社は21日、子会社のぐるなび上海社と日本フードビジネス国際化協会(JIFA)が業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。この提携に基づき、ぐるなび上海社内にJIFA中国デスクを設置。これにより、JIFA会員企業は施設の無償提供や現地サポートなどを受けられるほか、ぐるなび上海社は外食企業の日本進出を支援するとしている。
■シンフォニア <6507> 6,320円 (+300円、+5.0%)
東証プライムの上昇率9位。シンフォニア テクノロジー <6507> [東証P]が4日続急伸。SMBC日興証券が20日付で投資評価「1」、目標株価1万400円で新規にカバレッジを開始したことが材料視された。同証券によると、事業領域の性質上、防衛予算増の恩恵を十分に受けられると指摘。株価は防衛向け受注の増加を受けて既に上昇してきたが、防衛関連事業は同社の長期目標から上振れる可能性が大きく、まだ十分に織り込まれていないとみている。
■三井住友建設 <1821> 414円 (+18円、+4.6%)
三井住友建設 <1821> [東証P]が大幅高。20日取引終了後、5月に公表予定の次期中期経営計画(2025~27年度)における配当政策(株主還元)について発表した。24年度までの現中計では「総還元性向50%を目安に、自己資本配当率(DOE)3%を下限値」としていたが、次期中計では総還元性向の目安はそのままに、DOE目標を「4%を下限値」に引き上げる。これが買い手掛かりとなった。
■住友ファーマ <4506> 569円 (+22円、+4.0%)
住友ファーマ <4506> [東証P]が大幅反発。20日取引終了後、米ジョンソン・エンド・ジョンソン
■三菱ケミG <4188> 792円 (+14.4円、+1.9%)
三菱ケミカルグループ <4188> [東証P]が3日続伸。日本経済新聞電子版は20日夜、「三菱ケミカルグループが医薬品子会社の田辺三菱製薬の売却にむけ、米投資ファンドのベインキャピタルに優先交渉権を与えたことがわかった」と報じた。事業の選択と集中に向けた動きが加速すると期待した買いを誘ったようだ。報道によると、売却額は5000億円超になるとみられ、新薬開発に多額の費用がかかる医薬品事業を切り離す方針。本業の化学系事業の立て直しに向け経営資源を集中していくとしている。三菱ケミGは21日、報道についてコメントを開示。「ファーマ事業を含めた全ての事業を対象に、グループ全体の事業ポートフォリオのあるべき姿に関して継続的に検討をしており、売却を含めたあらゆる選択肢を念頭に置いてポートフォリオ改革を推進している」と表明したうえで、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとした。
■ラクス <3923> 1,788.5円 (+31円、+1.8%)
ラクス <3923> [東証P]が続伸。20日の取引終了後に発表した24年12月度の月次売上高で、全社売上高が前年同月比22.4%増となり、2割を超える増収が続いたことが好感された。楽楽精算が同12.1%増、楽楽明細が同39.5%増となり全体を牽引した。
■マクロミル <3978> 1,271円 (+22円、+1.8%)
マクロミル <3978> [東証P]が7日続伸。21日、同社の筆頭株主であるトライヴィスタ・キャピタルが、投資ファンドであるCVCキャピタル・パートナーズのマクロミルに対する株式公開買い付け(TOB)への応募を見合わせることが明らかとなった。CVCキャピタル・パートナーズは17日にTOB価格を1株1150円から1250円に引き上げ、買付期間を2月3日まで延長すると発表していた。筆頭株主の応募見送りにより、TOB価格が一段と引き上げられるとの思惑をもとにした買いが入り、株価を押し上げたようだ。
■パーク24 <4666> 1,978.5円 (+30円、+1.5%)
パーク24 <4666> [東証P]が続伸。同社は20日の取引終了後、国内駐車場事業における12月のタイムズパーキングの売上高が前年同月比8.7%増となったと開示。伸び率は前月の11.0%から鈍化したものの、売り込む姿勢は限られた。1月に入り株価は下落基調を続けていたこともあり、値頃感を意識した買いが入ったようだ。タイムズパーキング数は12月末時点で前月比70件増加の1万8687件。車両台数は同4456台の64万898台だった。タイムズカーの1台当たり利用料も堅調に推移した。
■ダスキン <4665> 3,594円 (+54円、+1.5%)
ダスキン <4665> [東証P]が反発。同社は21日、運営するミスタードーナツの一部商品について3月26日から価格改定を実施すると発表。これによる採算改善などが期待されたようだ。改定額は、現在販売中のドーナツ、パイ、マフィン、ザクもっちドッグ、アレルギー特定原材料不使用ドーナツなど42種が10円(改定率5.6%)、台湾粉?(フングイ)フルーツティ2種が20円(同4.0%)。原材料価格や原油価格、物流費などの諸経費の高騰によるコスト増加が続いていることが理由だとしている。
■古河機金 <5715> 1,775円 (+24円、+1.4%)
古河機械金属 <5715> [東証P]が5日続伸。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が20日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、共同保有分を含む古河機金株の保有割合が5.05%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」。報告義務発生日は1月10日。
■ディーエヌエ <2432> 2,570.5円 (+34.5円、+1.4%)
ディー・エヌ・エー <2432> [東証P]が4日ぶり反発。スマートフォン向けポケモンカードゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」の公式Xによると、ポケポケの全世界のプレイヤーによるカード総獲得枚数が400億枚に到達した。発表を材料視した買いが入ったようだ。同社株は昨年大納会に昨年来高値3214円をつけた後、年明けから戻り売り圧力を受けていた。直近では25日移動平均線を下回って推移していたこともあって、値頃感も意識されたとみられている。
※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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