シーズＨＤ、上期経常を33％上方修正

　シーズ・ホールディングス <4924> が12月12日大引け後(15:00)に決算を発表。17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の18.3億円に急拡大した。
　併せて、8-1月期(上期)の同利益を従来予想の21億円→28億円(前年同期は30.6億円)に33.3％上方修正し、減益率が31.6％減→8.7％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の76億円(前期は81.7億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.3％→19.0％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間の業績につきましては、下記の理由により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表予想を上回る見込みであります。（1）当第１四半期連結会計期間において、高単価商品の販売が増加したことに伴う粗利率の改善により、売上総利益が想定を大きく上回ったこと。（2）当第１四半期連結会計期間において効率的な広告媒体選定により広告宣伝費の支出が予算を下回ったことに加え、当第２四半期連結会計期間においては保守的に見積もっておりましたポイント利用に伴う販売促進費が 想定よりも少なくなる見込みであること。　なお、通期の連結業績予想につきましては現時点では修正を行っておりません。今後の動向を踏まえ、修正の必要性が生じた場合には速やかに開示いたします。（注）業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後　　　様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。