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※2023年8月16日12時に執筆
最初に、台風7号により被災された皆さまの一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
さて、株式市場は決算発表による個別物色はあるものの、全体的には方向感に欠く動きをしており、これから年末に向けてどのような動きをしていくのか注目ですね。
最近は、来年から始まる新NISAを控え、株式投資を始めた、始めようか迷っている人が多いのではないでしょうか?先日、「株式投資の魅力は何ですか?」「なぜ株式投資をするのですか?」というご質問をお受けしたので、株式投資歴12年目となった私が株式投資をする理由、株式投資を楽しむポイントをお伝えします。
●株式投資をするのは自然なこと
雨が降ったら傘をさすように、資本主義の社会に生きる私たちが、企業の株式を保有することは自然なことです。また、インフレが加速する今、インフレに強い株式を保有することも自然な流れであるように感じます。
「なぜ株式投資をするのだろう?」と同じように、「なぜ株式投資をしないのだろう?」ということを考えてみるのも面白いかもしれません。株式投資をしない理由の多くは、「明確な理由はないけれど、未経験だから、なんとなく不安だ」ということかもしれませんね。
●株式を長期保有する
株式投資は危ない、損をするというイメージがある人も多いですよね。しかし、30年、50年と長期間成長し続け、株価が右肩上りである企業は世界中にあります。
例えば、ファーストリテイリング<9983>、オリエンタルランド<4661>、信越化学工業<4063>など、日本を代表する優良企業のチャートは長期に渡り、美しい右肩上がりをしています。株価が買値の10倍、100倍になる企業もあります。
こういった企業の株式を長く保有し、企業の成長を見守ることで、自身の資産を拡大させていくことが株式投資を長く楽しむ方法です。
●株主総会へ出席する
株式投資の魅力は配当金や株主優待を受け取ることですが、株主総会へ出席することも株式投資を楽しむポイントのひとつです。
私がこれまで参加した株主総会のなかで特に印象的だったのは、ファンケル<4921>です。株主総会の集中日を避け、会社員でも参加しやすいように土日開催にすることや、総会当日は自社商品のお土産配布や割引販売、会場での商品の展示があり、多くの社員が笑顔で出迎えてくれます。また、株主総会は創業の地である横浜で開催することで、地元にお金を還元しており、多くの人を大切にする企業風土がひしひしと伝わってきます。株主総会へ出席すると企業のことが分かるので、投資のヒントや投資判断につながるかもしれませんね。
コロナ禍で株主総会や会社説明会のオンライン化が加速しました。オンライン化は開催費用削減やスムーズな進行、遠方でも参加できる点などメリットが多いのかもしれませんが、企業と株主が直接対話できる貴重な場が復活していって欲しいと願っています。
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執筆者名:ファイナンシャルプランナー・個人投資家 松田梓
ブログ名:FP STYLE
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