予想株価
2,950円
現在株価との差
+187.0
円
登録時株価
2,630.0円
獲得ポイント
+14.27pt.
収益率
+5.05%
期間
理由
その他
長期投資の視点で投稿します。
では、解説を。
新興国の経済成長は著しく、世界経済の中長期的な成長は新興国に掛かっています。
特に中国の経済成長が著しく、新興国に事業を展開するうえにでのポイントとして、「国土」と「人口」が挙げられます。
中国のような広大な国土と人口を持った国が経済成長するということは、インフラ整備が必要となる。そこで、注目されるのがインフラ整備を請け負っている総合商社やコマツなどの建設機械だろう。
しかし、資生堂は消費財関連だ。ここで、住友商事などの総合商社を選ばなかったのは、その先を考えて投資対象を絞ったからだ。
インフラ整備のニーズを満たせば、市場も活性化し、個人消費に火がつくだろう。そこで消費財関連の重要が伸びてくると考えた。
また資生堂を選んだ理由は他にもある。
ドバイの政府系ファンド、ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)がソニー株に大量投資したように、中東勢が興味をもつ企業は、ブランド力がある消費財関連だ。
資生堂は消費財関連でもブランド力があり、資生堂の丁寧な商品作りはグローバルなビジネスチャンスが眠っている。
2007年までの4年間は連続で売上高前年比30%以上増という事実があり、最近はアジア向けの需要が急拡大している。
元々は内需向けの企業だが、日本の政局不安や、人口減を背景に、内需から外需への転換が余儀なくされている。その点から見ても資生堂は格好の投資対象だろう。
今後、ブランド力のある消費財メーカーは、海外需要拡大に伴う収益改善という視点以外に、政府系ファンドからの関心という側面からも投資対象としての価値が上がってきそうだ。
チャート的には高値圏で推移しており、
PER=31,1
PBR=2,87
ROE(予)=9.1
とテクニカル指標からも割高だが、買いと判断。
目標株価は2950円に設定しました。
その理由は、算出した理論株価が2950円だったからです。
理論株価の算出には、簡易なものを使いました。
以下に算出式を書いてみます。
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株価をBPS(1株当たりの純資産)、PER、ROEに分解して
これらを掛け合わせてものを、株価とします。
PERを更に、PER=PSR(時価総額/売上高)×(売上高/純利益)に分解します。
ROEを、ROE=売上高利益率 × 純資産回転率(売上高/純資産)× 財務レバレッジ(総資産/純資産) に分解します。
これらから、株価=BPS×PSR×純資産回転率×財務レバレッジを導き出します。
ここで、BPSは予想値を、PSRは適正値を使用します。
ポイントはPERをPSRに変えたところにあります。PERは業績だけでなく、相場にも影響されてしまう。PSRなら大きくブレなく予想がしやすい。
上記の式を資生堂に採用すると、
BPS=996
PSR=1,58
純資産回転率=0,99
財務レバレッジ=1,90
理論株価=2950
現在との乖離率=12,2
となった。
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