富士フイルムが中計で売上高4兆円目標、ヘルスケアや半導体材料に積極投資
ヘルスケア部門のメディカルシステム事業やイメージング部門の販売好調が売上高を押し上げる。新型コロナウイルスワクチンの原薬製造に関して受領したキャンセルフィーが当初想定より減額となったため営業利益予想は下方修正したが、純利益段階では投資有価証券評価益の増加で上振れする見通し。
あわせて2030年度(31年3月期)を最終年度とする中期経営計画を公表した。ヘルスケア分野や半導体材料への積極投資により、27年3月期に売上高3兆4500億円、純利益2700億円を目指し、更にその先の方向性として最終年度に売上高4兆円とする目標を掲げた。
出所:MINKABU PRESS
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