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2. セグメント別の推移
2023年3月期のセグメント別の推移(旧区分の2018年3月期~2022年3月期、及び新区分の2022年3月期~2023年3月期)は、売上高はメディアが4,993百万円、ライブ・コンテンツが6,497百万円、ソリューションが4,530百万円、経常利益はメディアが272百万円、ライブ・コンテンツが374百万円、ソリューションが91百万円の損失、経常利益率はメディアが5.5%、ライブ・コンテンツが6.3%、ソリューションがマイナス2.0%だった。メディアは契約者数の漸減傾向が続いている。ライブ・コンテンツはコロナ禍の影響が和らぎ、大型イベントの再開、ライブハウスの回復、エンタテインメントカフェの来店者数増加などで大幅増収となり、経常利益率も大幅に改善した。ソリューションはディストリビューション事業拡大に向けた投資が先行している。
3. リスク要因・収益特性と課題・対策
リスク要因として事業別にみると、メディアセグメントでは国内において人口減少が進むなか、有料多チャンネル放送業界においては契約者数が漸減傾向にあるため、同社の業績にも影響を与える可能性がある。また、同社は番組供給事業者であるため、チャンネル全体の編集権や価格決定などの権利を有している放送事業者の方針変更や放送関連の法令改正などが、業績に影響を与える可能性がある。対策として、視聴者に選ばれるコンテンツの制作を強化している。
ライブ・コンテンツセグメントでは、自然災害(地震、台風、洪水等)や感染症拡大の影響など、同社グループではコントロールできない事由によってイベントが開催できなくなる可能性がある。対策として、BCP(事業継続計画)を策定するとともに、各種保険にも加入している。またライブハウスやエンタテインメントカフェは、出店に際して食品衛生法に準拠して保健所より営業許可を受ける必要がある。対策として衛生管理を徹底している。ソリューションセグメントでは、多くの音楽デジタル配信プラットフォーム事業者の新規参入が増加する一方で、世界的規模でいくつかの事業者に発展的に集約される可能性がある。対策として、「SPACE SHOWER FUGA」が、FUGA社との連携を強化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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