パラカが後場急落、高収益駐車場を中心に解約が増加し１８年９月期業績予想を下方修正

　パラカ<4809.T>が後場に入り急落している。午後０時３０分ごろ、１８年９月期の単独業績予想について、売上高を１４０億円から１３６億円（前期比７．２％増）へ、営業利益を２５億円から２１億円（同１２．６％減）へ、純利益を２１億３０００万円から１８億円（同２１．７％増）へ下方修正したことが嫌気されている。

　新規開拓が順調に進んでいるほか、既存駐車場の売り上げも伸長しているものの、ホテルやオフィス、マンションなどの建築で、立地の良い高収益駐車場を中心に解約が増加したことが要因としている。また、北陸地方で発生した１月から２月にかけての豪雪の影響もあったとしている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年１０月～１８年６月）決算は、売上高１０１億６６００万円（前年同期比８．４％増）、営業利益１５億８０００万円（同９．０％減）、純利益１５億１０００万円（同４３．７％増）だった。

出所：minkabuPRESS