システム開発事業の売上高は前年同期比22.3%増の92.23億円、セグメント利益は同23.0%増の13.53億円となった。保険会社のアプリケーション保守や、ガス会社のシステム開発が引き続き拡大したことなどにより、前年同期比で大幅な増収となった。利益面は、福岡オフィスの移転コストなどにより費用が増加したものの、顧客への価格交渉が概ね順調に進んだことなどで収益性が向上した。
サポート&サービス事業の売上高は同30.5%増の69.84億円、セグメント利益は同44.9%増の7.77億円となった。製造業や建設業のクラウド型基幹システムの運用が安定稼働してきたことや、JCSによるIT資産管理ソリューションのライセンス販売などが寄与した。
パーキングシステム事業の売上高は同12.4%増の59.60億円、セグメント利益は同42.5%増の14.31億円となった。駐輪機器の老朽化に伴う自治体駐輪場の機器入替や、大規模な駅前再開発に伴う駐輪機器の販売や施工を受注したこと、また、駐輪場利用料収入が堅調に推移したことなどにより、前年同期比で増収となった。利益面は、増収の効果や、料金改定により自営駐輪場の採算性が大きく向上していること、また、自治体戦略の見直しにより指定管理業務の収益性が改善したことなども寄与した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.7%増の300.00億円、営業利益が同27.6%増の27.00億円、経常利益が同26.2%増の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.7%増の18.00億円とする11月8日発表の修正計画を据え置いている。
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