日ダイナミク、今期経常を13％下方修正

　日本コンピュータ・ダイナミクス <4783> [ＪＱ] が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比88.4％減の6300万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億3000万円→2億円(前期は9億5300万円)に13.0％下方修正し、減益率が75.9％減→79.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億3100万円→2億0100万円(前年同期は6億1000万円)に13.0％減額し、減益率が62.1％減→67.0％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.3％減の6400万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.5％→0.5％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　パーキングシステム事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、駐輪場関連の機器販売が大幅に減少したことに加え、駐輪場の稼働率が再び低下することが予想されるため、前回発表予想数値を下回る見通しとなりました。　なお、今回の修正に伴う配当予想の変更はありません。(注） 上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。