決算プラス・インパクト銘柄 … トリケミカル、東和フード、大和コン (11月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月29日から11月30日の決算発表を経て12月3日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　大和コン <3816>
　19年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比14.9％増の1億円に伸び、8-1月期(上期)計画の1.7億円に対する進捗率は62.1％に達し、5年平均の43.5％も上回った。

★No.2　トリケミカル <4369>
　19年1月期の経常利益を従来予想の19.4億円→29.9億円(前期非連結は16.2億円)に54.1％上方修正し、増益率が19.6％増→84.3％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3816> 大和コン 　　　ＪＱ 　 +13.29 　 11/30　　　1Q　　　 14.89
<4369> トリケミカル 　東１ 　 +11.93 　 11/30　　　3Q　　　 74.27
<3329> 東和フード 　　ＪＱ　　 +1.55 　 11/30　　上期　　　-29.26
<4750> ダイサン 　　　東２　　 +0.60 　 11/30　　上期　　　-34.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12月3日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース