配当予想の修正について、前回発表予想は期末配当金を5円としていたが、今回修正予想では普通配当5円に加え、社内体制の刷新を記念した2円の記念配当を加え、1株当たり7円とする。これは当期に0円であった配当に対し変更を行うものである。なお、本件は会社法第459条第1項に基づき、2026年4月開催予定の取締役会において正式に決定される。
株主優待制度の変更については、従来は3月31日時点で1単元(100株)以上を1年以上保有する株主に対しQUOカード1,000円分を贈呈していたが、変更後は継続保有期間の条件を撤廃し、1単元以上でQUOカード1,000円分、5単元以上で2,000円分、10単元以上で5,000円分を贈呈する。同社は、株主への感謝と株式保有の促進を目的として制度を拡充した。なお、この継続保有期間の条件撤廃は2026年3月期のみの適用である。
複数の株式市場への重複上場について、同社は現在、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、企業価値向上やガバナンスの強化、IR活動の拡充を目的として重複上場を決議した。重複上場については2027年3月期上期中の上場に向けて申請を予定している。重複上場により知名度向上や株式の流動性向上、情報開示およびガバナンスの強化を進め、企業価値向上を図るとしている。また、同社事業の認知度向上により、他地域のビジネスパートナーとの連携を深め、優秀な人材の確保や事業拡大につながることを期待している。
同社は今後も企業価値向上とIR活動の充実に取り組む方針である。
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