教育事業の売上高は前年同期比4.2%減の40.34億円となった。児童教育部門では、算数教室「りんご塾」の生徒数が堅調に推移し、売上を伸ばした。映像授業部門(映像授業教室「河合塾マナビス」)では、上期は前年度在籍生の減少の影響が大きかったものの、下期以降は新規入学が前年を上回ってきており、8月に新松戸校を新規開校した効果もあり、業績の回復が見えた。個別指導部門(個別指導塾「城南コベッツ」)では、新規入学は前年並みで推移するとともに退学抑制も進めたが、大学入試における総合型・学校推薦型選抜入試の拡大による早期退塾の増加及び、不採算教場の閉鎖統合の影響から、前年同期では売上高は減少となった。城南推薦塾では既に慶應大学や上智大学をはじめとした難関私大の合格者が多数出ており、過去最高の合格実績を上げている。デジタル教材・ソリューション部門では、明光ネットワークジャパンと共同で進めるライセンス提供によるりんご塾の展開が引き続き好調であり、オンライン学習教材「デキタス」の販売についてもBtoBの新規顧客の拡大を進めたが、昨年度までの大規模案件契約満了の影響で前年同期比では売上高は減少となった。
スポーツ事業の売上高は同2.6%増の2.87億円となった。子会社である久ケ原スポーツクラブでは、スイミングクラブの在籍者数が前年同期を下回る状況が続いたが、値上げと退会抑止の効果やスポーツジムの「マイスポーツ」などが堅調に推移し、売上高は前年同期比で増加となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増59.69億円、営業利益が25.6%減の0.22億円、経常利益が同60.7%減の0.15億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.55億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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