・短期的には改正道交法の影響は一巡、そんなに大したことも無かったね、月次の数字にも表れてるよね、なんですが、中長期に見れば、今後も締め付けが緩くなる方向に振れていくことは考え難い。

・特に都市中心部は需要と供給が未だマッチしていない。都市部への人口流入加速も、業界環境としてはポジティブだろうと。

・地価上昇は、短期的にはマージンへの圧力、或いは開発の停滞という影響を与え得るでしょうが、社会におけるこのサービスへのニーズが無くならない限り、長期的にはプロバイダーのマージンも著しく削られるような状況にはならないのではないかと。ここは参入障壁、差別化の有無によって、大きく変わり得ますが。

・同社があらゆる点でベストの経営を行っているかどうかは別として、競合他社で顕著に脅威になりそうなところが見付け辛い。中にはプリンシパルでの投資に傾倒しているところも多いので、金利の上昇、クレジットの収縮という環境は、相対的に、同社にとって有利なものになる可能性がある。

・同業態は、今後より一層、システム産業的、固定費ビジネス的色彩が強くなると予想する。必要なシステム投資を採算の合う形で行うための一つの必要条件は、「規模」だと見る。その点、頭一つ、二つ抜け出る同社には、少なくとも相対的には不安が小さい。

・とは言っても、タイトルにもある通り、本質的に参入障壁が低いことには変わりはない。ので、社内の銘柄選定プロセスでは通らず。
きびしー。