光硬化型1液タイプのパテで「これからは光で下地を創る」2液硬化型ポリエステルパテの25%の時間で作業可能

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫)は、12月19日より、自動車補修用分野で、光硬化型1液タイプのパテ「nax UVライトベール」(以下、本製品)および本製品の周辺商品「nax UV照射機・nax UVライトベール用スケール・nax UV保護メガネ」の販売を開始しますのでお知らせいたします。
本製品は、作業効率化や鈑金塗装業界における労働力不足、環境および各種法令対応への貢献を目指し開発した、「従来の2液硬化型ポリエステルパテの概念を覆す」新工法のパテです。

自動車補修において車体の損傷部(凹凸やひずみなど)を平滑にし、元の形状に復元する工程は、下地処理・プラサフ塗装・上塗り塗装の大きく3つに分けられます。その中でも下地処理は、素地調整・下地塗料(パテ)の塗布・パテ研磨を含み、塗装面の仕上がり外観に影響する重要な作業です。このうち、凹みを埋めるために使用されるパテおよび、鈑金塗装業界において下記3点の課題があります。
1点目の課題は、パテの塗布から研磨までの作業効率です。パテは、一般的に主剤と硬化剤を混合する2液硬化型のポリエステル樹脂系が多く使用されています。2液型は混合後から硬化が始まるため、可使時間(硬化するまでの作業可能時間)に制限があることから、塗装工程では素早く作業をする必要があります。また、乾燥工程では常乾および強制乾燥に時間を要します。加えて、研磨工程では、パテ乾燥後の体積収縮により凹みが残らないよう、一般的にポリエステルパテを凹みに対し厚く盛り、乾燥後に削る工法が用いられているため、不要箇所の研ぎ作業に時間がかかっています。
2点目は昨今の鈑金塗装業界の労働力不足、3点目は各種法令対応および作業工程全体での環境負荷低減の課題があります。
上記課題から、塗装作業の効率化や、各種法令および環境負荷低減に対応した製品へのニーズが高まっており、本製品では下記特長によりお客様のニーズにお応えしました。
【nax UVライトベールの特長】
1. 作業効率化と労働力不足に対応する「光硬化型1液タイプ」かつ「通年対応」
・光を遮る環境下では硬化しないため、可使時間を気にすることなく作業が可能です。
・従来の2液硬化型ポリエステルパテと比較し、UV照射のため乾燥時間の削減が可能です。

・薄付けしながら重ね塗りが可能なため、研ぎ時間を少なくすることができます。また可使時間が長く、経験が少ない作業者でも簡単に塗装が可能です。
※最大膜厚5mm/回(硬化時間30~60秒/100平方センチメートル)で、パテの重ね付け(パテ・オン・パテ)が可能です。

・本製品は通年使用が可能なため、在庫管理の効率化に貢献します。
2. 各種法令対応や環境負荷低減に貢献する「環境対応型設計」
・本製品は、環境対応型製品でありPRTR制度への届け出が不要です。
・加熱を伴う強制乾燥が不要なため、乾燥工程におけるエネルギー消費を大幅に削減し、二酸化炭素の排出量削減に貢献します。
当社は、今後も高付加価値製品の開発を行い、社会課題解決に貢献するとともに、お客様のニーズに応えてまいります。
【製品概要】
■製品名:nax UVライトベール
■容量:1kg
■荷姿:丸缶(意匠ラベル+GHSラベル)
■製品分類:パテ
■水性/溶剤:溶剤
■1液/2液:1液
■消防法区分:指定可燃物
■PRTR法:届出対象外
■適応素材:亜鉛メッキ鋼板
■発売日:2024年12月19日
■製品ページ:https://www.nipponpaint.co.jp/products/automotive/135/
■周辺製品:

■注意点:安全に作業いただくため、遮光保護具・手袋は必ずご使用ください。
(推奨商品:nax UV保護メガネ)
・基材によりプライマーが必要です。
※PP 系基材:ピタプライマー2、アルミ基材:メタルプライマーエコ(PP プライマーは使用できません)
・最大硬化膜厚以上を一度に塗布すると、内部未硬化により剥離の原因となります。
・屋外や窓際、人工太陽灯やハロゲンランプなどの光が当たると直ちに硬化が進行します。
【製品についてのお問い合わせ先】
日本ペイント株式会社 マーケティング本部 マーケティング部
TEL:03-3740-1488 Email:nptumarkpr@nipponpaint.jp

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫)は、12月19日より、自動車補修用分野で、光硬化型1液タイプのパテ「nax UVライトベール」(以下、本製品)および本製品の周辺商品「nax UV照射機・nax UVライトベール用スケール・nax UV保護メガネ」の販売を開始しますのでお知らせいたします。
本製品は、作業効率化や鈑金塗装業界における労働力不足、環境および各種法令対応への貢献を目指し開発した、「従来の2液硬化型ポリエステルパテの概念を覆す」新工法のパテです。

自動車補修において車体の損傷部(凹凸やひずみなど)を平滑にし、元の形状に復元する工程は、下地処理・プラサフ塗装・上塗り塗装の大きく3つに分けられます。その中でも下地処理は、素地調整・下地塗料(パテ)の塗布・パテ研磨を含み、塗装面の仕上がり外観に影響する重要な作業です。このうち、凹みを埋めるために使用されるパテおよび、鈑金塗装業界において下記3点の課題があります。
1点目の課題は、パテの塗布から研磨までの作業効率です。パテは、一般的に主剤と硬化剤を混合する2液硬化型のポリエステル樹脂系が多く使用されています。2液型は混合後から硬化が始まるため、可使時間(硬化するまでの作業可能時間)に制限があることから、塗装工程では素早く作業をする必要があります。また、乾燥工程では常乾および強制乾燥に時間を要します。加えて、研磨工程では、パテ乾燥後の体積収縮により凹みが残らないよう、一般的にポリエステルパテを凹みに対し厚く盛り、乾燥後に削る工法が用いられているため、不要箇所の研ぎ作業に時間がかかっています。
2点目は昨今の鈑金塗装業界の労働力不足、3点目は各種法令対応および作業工程全体での環境負荷低減の課題があります。
上記課題から、塗装作業の効率化や、各種法令および環境負荷低減に対応した製品へのニーズが高まっており、本製品では下記特長によりお客様のニーズにお応えしました。
【nax UVライトベールの特長】
1. 作業効率化と労働力不足に対応する「光硬化型1液タイプ」かつ「通年対応」
・光を遮る環境下では硬化しないため、可使時間を気にすることなく作業が可能です。
・従来の2液硬化型ポリエステルパテと比較し、UV照射のため乾燥時間の削減が可能です。

・薄付けしながら重ね塗りが可能なため、研ぎ時間を少なくすることができます。また可使時間が長く、経験が少ない作業者でも簡単に塗装が可能です。
※最大膜厚5mm/回(硬化時間30~60秒/100平方センチメートル)で、パテの重ね付け(パテ・オン・パテ)が可能です。

・本製品は通年使用が可能なため、在庫管理の効率化に貢献します。
2. 各種法令対応や環境負荷低減に貢献する「環境対応型設計」
・本製品は、環境対応型製品でありPRTR制度への届け出が不要です。
・加熱を伴う強制乾燥が不要なため、乾燥工程におけるエネルギー消費を大幅に削減し、二酸化炭素の排出量削減に貢献します。
当社は、今後も高付加価値製品の開発を行い、社会課題解決に貢献するとともに、お客様のニーズに応えてまいります。
【製品概要】
■製品名:nax UVライトベール
■容量:1kg
■荷姿:丸缶(意匠ラベル+GHSラベル)
■製品分類:パテ
■水性/溶剤:溶剤
■1液/2液:1液
■消防法区分:指定可燃物
■PRTR法:届出対象外
■適応素材:亜鉛メッキ鋼板
■発売日:2024年12月19日
■製品ページ:https://www.nipponpaint.co.jp/products/automotive/135/
■周辺製品:

■注意点:安全に作業いただくため、遮光保護具・手袋は必ずご使用ください。
(推奨商品:nax UV保護メガネ)
・基材によりプライマーが必要です。
※PP 系基材:ピタプライマー2、アルミ基材:メタルプライマーエコ(PP プライマーは使用できません)
・最大硬化膜厚以上を一度に塗布すると、内部未硬化により剥離の原因となります。
・屋外や窓際、人工太陽灯やハロゲンランプなどの光が当たると直ちに硬化が進行します。
【製品についてのお問い合わせ先】
日本ペイント株式会社 マーケティング本部 マーケティング部
TEL:03-3740-1488 Email:nptumarkpr@nipponpaint.jp
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