<6489> 前澤工業
四季報より 業種:機械。
【特色】上下水道用機械専業の大手。上水道と下水道が半々。官民連携を強め、官公需9割超の是正図る
【一転増益】上期末受注残301億円(前年同期299億円)と豊富。上下水道等の環境は減退だが、バルブ、メンテが完工進展。原価削減が想定上回り利益増額。増配。22年5月期は水道事業のPFI対応進む。
【新登録】本社所在地・埼玉のSDGsパートナーに登録。30%以上消費電力削減の下水処理システム普及や、高齢者雇用率10%以上を目指す。バイオガス事業も育成。
2021年4月12日発表。2021年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+29.4%の23.00億円、経常利益+26.4%の24.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。
2015年7月1日の550円を高値とし、ここからの下落でつけた2点底の2016年6月27日の239円を安値とする中期の三角保ち合い(A)の中のもみあいで、2020年1月9日の414円をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ2月の急落局面でつれ安となって、3月19日の265円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換し上放れとなって、10月2日に513円まで上昇しました。ここでもみあって10月23日、12月23日とダブル底をつけて急騰し、1月21日に648円まで上昇し、3月5日の552円まで押し目を入れ、再び急上昇となって4月15日に732円の高値をつけ、再び押し目に入っています。
<4611> 大日本塗料
四季報より 業種:化学。
【特色】塗料国内4位。三菱色が濃厚。重防食・住宅建材用に強み。傘下企業で照明機器、蛍光色材事業も
【反 発】国内塗料で特定顧客向け高付加価値品が想定上回る。数量増効果に加え原材料安。22年3月期は主力の構造物向けで塗り替え需要取り込み。海外は自動車部品向けの回復続く。償却増こなし営業益反発。
【新発想】橋梁改修簡易化のため積水化学と共同でシート状の塗料を開発。改修箇所に貼るだけで下塗りの代替、工数削減に。子会社含め製造工程効率化投資を検討中。
2021年5月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+41.4%の40.00億円、経常利益+25.5%の41.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2017年12月12日の1948円を高値に、下降トレンド(A)を形成しました。この中で1948円からの下落で2018年12月25日の890円、2019年5月28日の936円、8月13日の901円と3点底をつけて反発するものの、12月13日の1242円まで上昇したところでコロナ相場に巻き込まれました。その後、1242円を高値にしてもみあったあと、2020年の2月の急落局面でつれ安し、3月13日に674円まで下げて底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)を形成し、9月18日の1065円まで上昇したところで、10月22日の897円まで押し目を入れ、その後、三角保ち合い(C)となっていましたが、今年の3月29日の992円の高値から下放れとなっています。割安株ですので大きく下げたところはリバウンド狙いの買いとなります。
<6493> 日鍛バルブ
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】エンジンバルブ主体の独立系部品企業。4輪向け中心、2輪・建機・船舶向けも。米国等に子会社
【浮 上】柱の小型エンジンバルブがコロナ禍影響で国内減退。海外はインドネシア厳しく営業赤字転落。有証売却特益。減配。22年3月期はタイ、ベトナムで上向く。が、半導体不足による自動車生産減の米国、国内で戻り鈍い。営業黒字化だが回復途上。
【遅 延】増産に向けた国内外の設備投資は先延ばし。世界的な電動化の流れに乗りEV関連の部品開発、生産の拡大を急ぐ。
2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+17400.0%の31.50億円、経常利益+753.3%の32.00億円と3期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。
現在のチャートは、2015年7月14日の539円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この中で539円の高値からの調整で2016年4月8日の261円でいったんの底打ちとなって反発し、2017年10月31日に472円の戻り天井となりました。ここから急角度の下降トレンド(B)へ転換し、この中で2019年8月23日の254円まで下げてもみあったあと、2020年1月22日の279円の高値から、コロナ急落相場の局面で4月3日に175円まで下げて底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)へ移行し、この中で4月3日の175円から順上げ3点底となっていましたが、5月13日の決算発表を好感して、5月14日には294円まで上昇し押し目を形成しています。
<7245> 大同メタル工業
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】軸受けメタル専業で最大手。自動車エンジン用では世界シェア3割。産業機械や造船用も強い
【反 発】自動車や建機用軸受けの回復が想定超。アルミダイカスト立ち上げ負担重いが営業赤字回避。22年3月期は自動車や建機用軸受けが復調。アルミダイカストは数量増で採算改善進む。利益反発。増配も。
【整 備】犬山事業所に9億円投じ福利厚生棟建設。非常用発電備えBCP対策万全。風力発電用軸受けは欧州に加え国内開拓も狙う。21年度設備投資はEV関連に力点。
2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+166.2%の35.00億円、経常利益+266.1%の32.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年2月18日の安値754円からの上昇で、2018年5月14日に1458円の高値をつけ、ここを当面のピークにして下降トレンド(A)へ転換しました。この中で2019年8月15日の562円まで下落し、ここから下降トレンド(A)を上にぬけて、12月19日に811円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月13日の454円で底打ちとなりました。ここからおおよそ450~600円のボックス相場(B)の中の動きとなり、まず底打ち(454円)から6月10日の604円まで上昇後は、もみあいとなって11月30日に457円まで押し目を入れ、ここを2点底にして、短期の上昇トレンド(C)となり、今年(2021年)の3月22日に642円まで上昇して、ボックス相場を抜け出すものの、調整に入って短期の上昇トレンド(C)を切り、押し目中となっています。2021年3月期は、自動車や建機向け軸受けは、コロナで数量減、営業赤字だが2022年3月期は新車需要回復で営業益回復。
<7261> マツダ
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】中堅自動車メーカー。低燃費で動力性能高いエンジンが強み。輸出比率高い。トヨタと資本提携
【急反発】世界販売8%減の130万台。SUV拡大し販促費抑制も効く。一転、営業損益喫水線。無配。22年3月期は国内外で新車需要回復。欧州環境規制対応足かせだが前期進めた固定費削減効く。利益急反発。
【減 産】半導体不足で2月に国内外で約6000台減産、3月以降の影響流動的。製造時のCO2排出ゼロへ投資加速。22年以降、EV専用プラットフォーム開発着手。
2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+637.0%の650.00億円、経常利益+94.7%の550.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年7月8日の1208円の安値からの上昇で、12月16日の2066円まで上昇して戻り高値をつけ、下降トレンド(A)へ転換しました。この中で2019年4月18日の1370円の高値から下落で、8月26日に855円の安値をつけ反発してもみあって、2020年1月20日に1030円まで上昇したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、2020年4月6日に505円まで下げて、当面の底打ちとなりました。ここから4月22日の528円を2点底にして反発し、6月8日に848円まで上昇するも戻り売りとなって10月30日に544円まで下落し、ここを安値に短期の上昇トレンド(B)へ転換して、下降トレンド(A)を突破し、今年の2月8日に1000円まで上昇後もみあって5月20日に877円で柴田罫線で買転換が出たところです。
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