ブライトパス・バイオ
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ブライトパス・バイオ(4594)の買い予想。 kingdam さんの株価予想。 予想株価: 500円 期間: 短期(数分~数日) 理由: 業績(会社計画の修正発表を含む) 日経特別記事

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4594東証グロース

株価(11/26 11:19)

55.0 円
-1.0(-1.78%)
買い予想

日経特別記事

kingdamさん

予想株価

500
現在株価との差
+445.0
登録時株価

294.0円

獲得ポイント

-231.16pt.

収益率

-80.95%

期間

短期投資 (数分~数日単位で売り買い)

理由

業績(会社計画の修正発表を含む)

1件のコメントがあります
kingdamさん
2019/11/15 12:38
CAR-T療法、食道・肺など固形がんに応用へ
ヘルスケア
科学&新技術
2019/11/15 11:00
1763文字
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一部の白血病で効果のある免疫細胞でがんを攻撃する「CAR-T療法」の対象を、患者の多い食道がんや肺がんといった様々な固形がんにまで広げる研究が進む。三重大学は皮膚がんや食道がんなどにある特定の分子を目印に攻撃する方法を開発した。慶応義塾大学なども効果を高める目印となる分子を見つけた。血液のがんに限られた高い効果を固形がんでも実現できれば、がん治療を大きく変える可能性がある。

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CAR-T療法は血液のがんである白血病の一部で高い効果がある。血液中の白血病細胞が持つ分子を攻撃の標的にするように、免疫細胞を遺伝子組み換えしているためだ。固形がんでは効果が出ていない。
固形がんは多数のがん細胞の固まりになっており、免疫細胞が入りにくい。周囲に免疫細胞からの攻撃を抑える様々な細胞を集める性質がある。小さながん細胞が血液中を漂う血液がんと異なり攻撃しにくいわけだ。
だが、がんの種類ごとの特性を探る研究が進み、がん細胞にある特定の分子などを目印にして免疫細胞が働くようにすれば、効果を高められる可能性が分かってきた。
三重大学の珠玖洋教授らは皮膚や食道など様々ながんの細胞内にあるペプチド(たんぱく質断片)と、それを細胞外へ運ぶ「MHC」という分子の複合体に注目した。これに付くように免疫細胞を遺伝子組み換えした。
人の皮膚がんを移植したマウスへ投与すると約30日後にがんが消えた。皮膚や食道、頭頸(けい)部のがんなどで2020年度の臨床試験(治験)の開始を目指す。
慶応義塾大学の河上裕教授や谷口智憲専任講師は高知大学の仲哲治教授らと共同で、子宮頸部や肺、食道などの「扁平(へんぺい)上皮がん」の細胞膜にある「GPC1」という分子を狙った。これを標的にするように改良した免疫細胞をマウスに投与すると、がんを小さくできた。別のがん免疫薬と組み合わせると、より効果があったという。

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慶応大などは固形がんに向けたCAR-T療法の開発に取り組む
国立国際医療研究センター研究所の石坂幸人副所長と広島大学の山本卓教授は免疫細胞の表面にあり、がんへの攻撃を妨げる分子「PD-1」を対象にした。マウスの実験では、この働きを抑える酵素を免疫細胞に作用させると、がんの増殖を抑えられた。この酵素で処理した後の免疫細胞を使えば、CAR-T療法の効果を高められる可能性があるという。
企業も固形がんを狙った研究開発を急ぐ。武田薬品工業はスタートアップのノイルイミューン・バイオテック(東京・港)と提携し、実用化を目指している。19年中に第1段階の治験を始める計画だという。信州大学と創薬ベンチャー、ブライトパス・バイオは8月、固形がん治療を目指して共同研究の契約を結んだ。
実用化への課題は安全性とコストだ。血液がんでは副作用として「サイトカイン放出症候群」が起きる。インフルエンザのような症状で、重度の場合は低血圧や呼吸困難を誘発して死ぬこともある。固形がんでも副作用を抑える必要がある。
初めて実用化されたCAR-T療法の治療薬「キムリア」の薬価は3300万円超。患者自身の細胞を使うため、大量生産によるコスト抑制が難しい。患者数が多い胃や肺などの固形がんの治療で普及すれば、医療財政の大きな負担になる。
コスト抑制に向けた取り組みも進む。京都大学はiPS細胞から免疫細胞を量産する技術の開発に取り組む。ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングは名古屋大学などと協力し、簡単に免疫細胞を改良できる安価なCAR-T療法の開発を目指している。
「海外では、免疫細胞を加工する工程を自動化する機械も現れた」(珠玖教授)。安全性を確保しながら効果の高まる目印を見つけるとともに、細胞を安く加工できる方法を開発できるかが今後の競争の鍵になりそうだ。(草塩拓郎、スレヴィン大浜華)
https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO5217764014112019TJM001&dc=1&ng=DGXMZO52177610U9A111C1TJM000&z=20191115 https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO5217762014112019TJM001&dc=1&ng=DGXMZO52177610U9A111C1TJM000&z=20191115

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