バイオ後続品事業は、富士製薬工業<4554>と持田製薬<4534>による好中球減少症治療薬「フィルグラスチムBS」の販売が順調に推移しており、経営の安定感は継続している。これに続く品目として、三和化学研究所と共同開発を行っているダルベポエチンアルファバイオ後続品について、2018年9月に国内における医薬品製造販売承認申請を行った。また、千寿製薬との眼科治療領域におけるバイオ後続品も、2019年1月にOcumension Therapeuticsと中国及び台湾における当該品目の独占的ライセンス契約を締結するなど、着実に事業を前進させた。
さらに、2019年1月に、セルテクノロジーを株式交換により完全子会社化することを決議した。同社の所有する歯髄幹細胞の製造技術を活用して、自社の再生医療事業における細胞治療プラットフォームを確立することで、新たな製品及び治療法の開発等、様々な事業展開を図る。
2019年3月期通期の業績予想は、売上高が10.60億円、営業損失が11.80億円、経常損失が11.80億円、当期純損失が11.82億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
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