＜チャートの視点＞＝沢井薬、一目均衡表の雲上限に迫る

　沢井製薬<4555.T>はきょう一時、前日比８０円高の６０００円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１６日時点：５８２７円）と先行スパン２（同：６０１０円）で囲まれた範囲（雲）の上限に迫った。７月以降は概ね５８００～６０００円の間で推移しているが、ここにきて上値抵抗ラインとなっていた７５日移動平均線（１６日時点：５９４４円）に対するプラスカイ離を回復。足もとでは、５日移動平均線（同：５８９４円）と２５日移動平均線（同：５９２５円）、７５日移動平均線が急速に接近してきており、テクニカル面からは基調の変化が示唆されている。
　なお、８月７日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、売上高が２５１億２４００万円（前年同期比１４．７％増）、営業利益が５０億２５００万円（同１３．８％減）での着地となった。

沢井薬の株価は１３時３９分現在５９８０円（△６０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）