キッセイは反落、26年3月期営業損益予想を一転赤字へ下方修正
キッセイ薬品工業<4547.T>が反落している。30日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高は915億円(前期比3.6%増)の従来見通しを据え置きつつ、営業損益を60億円の黒字から40億円の赤字(前期57億7300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。第2四半期に従来予想に織り込んでいなかった新たな技術導入契約の締結を予定しており、それに伴い契約一時金を研究開発費として計上することなどが要因としている。なお、最終利益は第2四半期に投資有価証券売却益を計上することから、123億円(同2.8%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高221億9100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益21億800万円(同2.3%減)、純利益45億1900万円(同10.1%増)だった。過活動膀胱治療薬ベオーバ、顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬タブネオス、透析患者におけるそう痒症治療薬コルスバ、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬タバリスなどが伸長し増収となったものの、原価率の上昇や販管費の増加などが利益を圧迫した。
出所:MINKABU PRESS
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