仁丹が反落、１５年３月期業績の下方修正を嫌気、期末一括配当も減額

　森下仁丹＜4524.T＞が反落。３０日の取引終了後、１５年３月期の連結業績予想の下方修正を発表したことが警戒されている。売上高は１１０億円から１００億円（前期比３．３％ 減）へ見直したほか、営業利益は４億円から１億２０００万円（同６８．２％減）、最終利益は３億５０００万円から８０００万円（同７８．１％減）へそれぞれ減額した。
　サプリ類などを扱うヘルスケア事業は、消費税の駆け込みの反動が出ているほか、広告宣伝費・販売促進費なども業績の圧迫要因となった。
　今期末一括配当は従来予想から４円５０銭減の３円とする計画だ。

仁丹の株価は９時３９分現在６０４円（▼１１円）





出所：株経通信（株式会社みんかぶ）