大引けの日経平均は前日比161.89円高の30858.85円となった。東証プライム市場の売買高は19億8478万株、売買代金は4兆6793億円だった。セクターでは、保険業、水産・農林業、食料品を筆頭に多くのセクターで上昇した。一方、下落したのは海運業、電気機器、電気・ガス業のみ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の85%、対して値下がり銘柄は13%だった。
個別では、前日引け後に業績の上方修正と自社株取得枠の設定を発表したリケンテクノス<4220>がストップ高比例配分。決算関連で日本新薬<4516>、ストライク<6196>、明電舎<6508>、アンリツ<6754>らも上昇した。そのほかさくらインターネット
<3778>、東京鐵鋼<5445>、が値上がり率上位に並んだ。東証スタンダードでは、MBOの実施を発表した寺岡製作所<4987>がストップ高比例配分、東証グロースではクシム<2345>子会社の保有割合増加が引き続き買い材料視されているアクアライン<6173>ストップ高比例配分となった。
一方、決算関連でマクニカHD<3132>、ポーラオルHD<4927>、山洋電気<6516>、パナHD<6752>、山九<9065>などが下落した。東証スタンダードでは、サイバーコム<3852>、エイケン工業<7265>、植松商会<9914>、ANAP<3189>、東証グロースではアジャイル<6573>などが値下がり率上位に並んだ。商船三井<9104>が増配修正したものの出尽くし感から下落し、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>も連れ安となった。
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