<話題の焦点>=高配当利回り銘柄に照準、〝株主思い〟だから株価も上がる
もっとも、主力の景気敏感株の戻りにはやや一巡感が出ているのも事実。底上げ初期のような、何をいつ買っても儲かる、というような相場からは少しトーンが下がっている。
そこで注目したいのがインカムゲイン(企業の配当金)にスポットを当てた投資手法だ。くしくも3月期末が近づいている。投資家として企業の配当金は少なからぬインセンティブとなる。キャピタルゲイン(株価の値上がり益)に比べれば株価の数パーセント程度の配当金なんてと思うかもしれないが、本来、株式投資は株主として企業の利益のおすそ分けにあずかる、つまり配当を期待して買うというのが原点なのである。
業績が好調で株主還元に厚い企業は、黙っていても買いが集まってくる。それが株価の上昇にもつながる好循環をもたらす。期末を前に今の時期は特にその傾向が強くなりやすい。
そこで今回は、インカム・キャピタル両面狙いで、3月決算企業の中から今期純利益予想が2ケタ以上の伸びを示し、配当利回りが3.5%以上の〝株主思い〟の銘柄を抜粋した。
◆好業績・高配当利回り9銘柄
銘柄名(コード) 配当利回り 今期純利益伸び率
武田<4502.T> 3.82 24.8
第一三共<4568.T> 3.73 381.6
もしもしホット<4708.T> 4.29 53.3
HOYA<7741.T> 3.68 27.3
シナネン<8132.T> 3.73 27.5
アイ・ティー・シー<9422.T> 3.62 41
NTT<9432.T> 3.8 13.3
メイテック<9744.T> 4.1 105.2
住金物<9938.OS> 3.93 29.2
※配当利回りは2月27日終値時点、単位:%
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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