認証・セキュリティサービスの売上高は前年同期比10.7%増の28.41億円となった。DX市場の拡大によるセキュリティニーズを捉え、(1)電子認証サービス「iTrust」では金融機関向けや自治体向けのeKYCサービスや電子契約サービスを展開する各パートナー、(2)デバイス証明書管理サービス「デバイスID」では企業向けのクラウド認証サービス・リモートアクセスを展開する各パートナー、(3)SSL/TLSサーバー証明書「SureServer」の各パートナーとの取引増加により伸長した。
Linux/OSSサービスの売上高は同1.9%減の10.37億円となった。企業向けLinuxサポートのうちCentOS延長サポートは一部案件の契約金額の見直しがあったものの契約件数は増加し、更新率も高水準を維持している。一方、AlmaLinuxサポートおよびCentOS7の延長サポートはサービス仕様拡充に時間を要し、販促活動が遅延した。
IoTサービスの売上高は同8.3%減の7.45億円となった。(1)IoT・組込み用Linux OSである「EMLinux」のサポートサービスにおいて、従前からの車載機器、産業制御機器領域に加えて、新たに医療領域で複数案件が採用されたこと(2)車載機器、次世代情報通信基盤向けの領域でセキュリティコンサル案件の大規模契約を獲得したこと(3)受託開発においてはグローバル市場に進出する国内製造業から大型案件の引き合いがあるものの、対応すべき領域の拡大に伴う必要な協業パートナー開拓が遅れ新規顧客獲得が低調となった。
2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比5.4%増(前回予想比13.3%減)の65.00億円、営業利益が同4.4%増(同21.4%減)の11.00億円、経常利益が同3.2%増(同21.4%減)の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.0%増(同22.1%減)の7.40億円としている。
<SI>
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