「2020年のIPO」が17位にランク、相次ぐ上場取りやめで直近IPOに見直し<注目テーマ>
1 テレワーク
2 コロナウイルス
3 遠隔医療
4 宅配
5 マスク
6 ワクチン療法
7 5G
8 巣ごもり
9 食品スーパー
10 教育ICT
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2020年のIPO」が17位となっている。
きょうの東京株式市場は一時、上げ幅が600円を超えるなど好調に推移している。トランプ米大統領が16日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が少ない地域から経済活動の再開を段階的に認める新指針を発表したことが伝わるなか、米景気が底入れするとの見方から買いが入っている。新型コロナウイルスによる感染は、いまだ収束の気配はないが、経済活動への悪影響は既に市場が織り込み済みで、むしろ今後の景気回復に対する期待感のほうが大きい。
コロナショックに揺れるIPOマーケットだが、4月に上場予定15社のうち、14社が中止となった。こうしたなか、直近の上場銘柄に対する関心が高まっており、成長性に対する期待が改めて見直されている。
この日の関連銘柄の動きは、自動車安全装置縫合システムやレーザー裁断機の開発・販売などを手掛ける松屋アールアンドディ<7317.T>がストップ高に買われたほか、3月に上場した人工知能(AI)技術を活用したサイバーセキュリティーサービスを提供するサイバーセキュリティクラウド<4493.T>が大幅高となっている。また、障害福祉事業や介護サービス関連のAHCグループ<7083.T>、葬儀施行や葬儀付帯業務などを手掛けるきずなホールディングス<7086.T>も高い。
出所:MINKABU PRESS
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