―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から3日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ジャパンエン <6016>
24年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3倍の2.7億円に急拡大したが、通期計画の15億円に対する進捗率は18.1%となり、5年平均の21.1%とほぼ同水準だった。
★No.2 BASE <4477>
23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は8.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.3 コイケヤ <2226>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の8.8億円に急拡大し、通期計画の19億円に対する進捗率は46.5%に達し、さらに前年同期の15.8%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6016> ジャパンエン 東S +18.43 8/ 3 1Q 126.67
<4477> BASE 東G +12.76 8/ 3 上期 赤縮
<2226> コイケヤ 東S +6.68 8/ 3 1Q 210.18
<3242> アーバネット 東S +4.82 8/ 3 本決算 5.19
<6180> GMOメディ 東G +2.11 8/ 3 上期 64.36
<8365> 富山銀 東S +1.22 8/ 3 1Q -12.26
<3802> エコミック 東S +0.36 8/ 3 1Q 赤縮
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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