ファインケミカル事業の売上高は前年同期比9.6%減の66.51億円、営業利益は同7.0%減の8.77億円となった。売上高については、家庭用製品販売やTPMSの企画開発販売が好調に推移したものの、一般消費者向け販売の低調や、海外向け販売でロシア向け他社製品の仲介取引から撤退したことによる販売減少をカバーするには至らず、減収となった。また営業利益は、販売ミックスの変化などが利益率改善に寄与したものの、運賃の高騰や基幹システムの更新に伴う費用が発生したことで減益となった。
ポーラスマテリアル事業の売上高は同6.1%増の43.06億円、営業利益は同40.2%増の6.89億円となった。産業資材部門(産業分野)について、国内向け販売および海外向け販売は全体で前期を上回った。また医療向け販売も前期を上回り、産業資材部門全体で前期を上回った。生活資材部門(自動車分野・生活分野)については、 国内向け販売は全体で前期を下回り、海外向け販売も減少した。営業利益については、半導体向け製品などの利益率が比較的高い製品の出荷好調により一定の利益を確保できたことや、費用面でも生活資材の販売減少に伴う販売促進費の減少や研究費の発生時期のずれなどがあったことで、増益となった。
サービス事業の売上高は同6.2%増の28.17億円、営業利益は同89.7%増の1.04億円となった。自動車整備・鈑金事業(自動車分野)、自動車教習事業(自動車分野)、生活用品企画販売事業(生活分野)ともに前期を上回り、好調に推移した。
不動産関連事業の売上高は同14.4%減の6.30億円、営業利益は同22.6%減の1.38億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.9%減の293.00億円、営業利益が同0.6%増の36.00億円、経常利益が同0.5%増の38.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の26.50億円とする期初計画を据え置いている。なお、この期初計画は海外向け販売におけるロシア向け他社製品の仲介取引からの撤退による販売への影響を織り込んでいる。 <ST>
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