ファインケミカル事業部門の売上高は、前年同期比8.5%増の31.56億円、営業利益は、同4.8%増の4.17億円となった。売上高は、2019年3月期より開始した電子機器・ソフトウエア開発販売事業の売上が寄与し、好調であった。しかし、国内の個人消費は物価上昇や天候などの要因により鈍い動きとなっている。得意先である小売店ではタイヤの値上げに伴う駆け込み需要があった前期より来店客数が減少した。新車販売は、軽自動車は前年同期を上回ったものの、普通車は各自動車メーカーの新車効果が一服したことで減少し、全体では前年同期を下回った。中古車販売についても前年同期を下回った。
ポーラスマテリアル事業部門の売上高は、前年同期比3.5%増の14.56億円、営業利益は、製造設備の大型投資を行ったことによる減価償却費の増加などにより利益率が悪化し、同24.2%減の1.93億円となった。産業資材部門(産業分野)では、国内向け販売は、半導体製造装置メーカーへの洗浄用部材の導入が好調に推移し、前年同期を上回る結果となった。海外向け販売は、半導体製造用製品は米国メーカーに向けた出荷の減少があったものの、ハードディスクの研磨用部材がクラウドサーバーの需要増加で好調に推移し、全体では前年同期を上回る結果となった。生活資材部門(自動車分野・生活分野)では、国内向け販売は、自動車用製品の販売が減少したことや、スポーツ用OEM製品が仕様変更により出荷調整となったことで、前年同期を下回った。海外向け販売は、米国において吸水セームの用途展開が進んだことで受注が増加し、前年同期を上回った。
サービス事業部門の売上高は、前年同期比5.8%増の13.13億円、営業利益は、同16.4%増の0.58億円となった。自動車整備・鈑金事業(自動車分野)では、車ディーラーからの車両入庫が増加したことや、各工場の顧客構成を見直し、工場間で稼働を平準化させたことで前年同期を上回る結果となった。
2019年3月期通期の連結業績については、売上高が前期比2.5%増の240.00億円、営業利益が同19.9%減の22.00億円、経常利益が同20.6%減の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
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