セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業の売上高は前期比16.6%減の2,553百万円、セグメント利益は同63.5%減の144百万円と減収減益となった。三つの柱(基幹システムのハイブリッドクラウド、サイバーセキュリティ、スマートファクトリー)の推進に積極的に取り組んだ。仮想化基盤のリプレイス案件と首都圏顧客の案件が増加し、ハードウェア販売と業務システムの開発案件も一定の伸びをみせた。反面、中規模案件の積み上げが計画通りに進捗せず、売上高は前期を下回った。利益面では、利益率の高いハードウェア・ソフトウェア販売案件が低調に推移したことに加え、人員増やエンジニアハビタットの増床等に伴うコスト増が重しとなった。
エモーショナルシステム事業については、売上高が前期比70.4%増の81百万円、セグメント損益は19百万円の赤字(前期は33百万円の赤字)と、増収赤字幅縮小となった。「MetaWalkers」は、既存施設のリニューアル案件が回復基調になるとともに、東京オフィスと福岡本社ショールームの体験コーナーを活用した実機デモによる営業活動を継続したことで、各種イベント案件が増加。「MetaAnywhere」は、MetaWalkersの技術とノウハウを元に進化したあらゆる場所に映像体験を届ける新しい空間演出ソリューションで、場所を問わず、どのようなスクリーンや立体物にも高品質な映像を映し出すことが可能であるため、映像演出の様々なニーズに応えることができる。サービスリリース時期の関係で2025年9月期への影響は限られたが、着実に成果が生まれた(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。
なお、2026年9月期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の3,000百万円、営業利益が同96.3%増の245百万円、経常利益が同97.8%増の251百万円、当期純利益が同93.0%増の165百万円としている。配当については、中間配当を新たに導入し、中間配当10円、期末配当10.00~12.50円で年間20.00~22.50円となる見込み(前期は年間20円)。社員についても、持続的な成長に向けて引き続き積極的な採用を行い、73人(2025年9月末)から84人(2026年9月末)まで拡充する方針である。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
PBシステムのニュース一覧- PBシステムズ---MetaWalkers&MetaAnywhere用「災害体験VR」版リリース 2025/12/05
- MetaWalkers(R)&MetaAnywhere(TM)用 「災害体験VR」版(コンテンツ提供元:TOPPAN株式会社)リリースのお知らせ 2025/12/04
- 2025年定時株主総会招集通知及び株主総会資料 2025/11/28
- 2025年定時株主総会資料(交付書面非記載事項) 2025/11/28
- 独立役員届出書 2025/11/26
#配当 の最新ニュース
マーケットニュース
- 今週の【重要イベント】FOMC、米貿易収支、メジャーSQ (12月8日~14日) (12/07)
- AI需要拡大で市況高騰、面目躍如の「半導体メモリー」関連株リスト <株探トップ特集> (12/06)
- 今週の【新規公開(IPO)銘柄】 フィットクル (12/07)
- 株価指数先物 【週間展望】―ソフトバンクG次第で+2σ接近も (12/07)
おすすめ条件でスクリーニング
ピー・ビーシステムズの取引履歴を振り返りませんか?
ピー・ビーシステムズの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。