決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ファストリ、良品計画、Ｓａｎｓａｎ (10月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　いちご <2337>
　23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比56.3％増の41.6億円に拡大し、通期計画の71.5億円に対する進捗率は58.3％に達し、5年平均の49.0％も上回った。

★No.2　ブックオフＧ <9278>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の6.6億円に急拡大し、通期計画の23億円に対する進捗率は28.8％に達し、さらに前年同期の12.5％も上回った。

★No.6　東名 <4439>
　22年8月期の連結経常利益は前の期比2.9％減の4.3億円になったが、従来予想の1.5億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2337> いちご 　　　　東Ｐ 　 +12.22 　 10/13　　上期　　　 56.26
<9278> ブックオフＧ 　東Ｐ 　 +12.03 　 10/13　　　1Q　　　130.21
<7453> 良品計画 　　　東Ｐ　　 +9.42 　 10/13　本決算　　　-12.40
<9983> ファストリ 　　東Ｐ　　 +8.54 　 10/13　本決算　　　-15.37
<3678> メディアドゥ 　東Ｐ　　 +7.87 　 10/13　　上期　　　-23.53

<4439> 東名 　　　　　東Ｐ　　 +6.53 　 10/13　本決算　　　221.41
<6432> 竹内製作所 　　東Ｐ　　 +5.94 　 10/13　　上期　　　　1.76
<8167> リテールＰＡ 　東Ｐ　　 +2.70 　 10/13　　上期　　　-16.00
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｐ　　 +2.29 　 10/13　　　1Q　　　　赤転
<4668> 明光ネット 　　東Ｐ　　 +2.20 　 10/13　本決算　　　　4.73

<7818> トランザク 　　東Ｐ　　 +0.67 　 10/13　本決算　　　　8.26
<9601> 松竹 　　　　　東Ｐ　　 +0.34 　 10/13　　上期　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース