サイエンスＡ、今期経常を赤字縮小に上方修正

　サイエンスアーツ <4412> [東証Ｇ] が7月12日大引け後(15:00)に決算を発表。24年8月期第3四半期累計(23年9月-24年5月)の経常損益(非連結)は3700万円の赤字(前年同期は3100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の2億0300万円の赤字→7300万円の赤字(前期は6700万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常損益も従来予想の1億8700万円の赤字→5700万円の赤字(前年同期は3600万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の売上営業損益率は前年同期の-0.4％→-6.3％に急悪化した。

株探ニュース