Photosynth、通期黒字化に向けて中間連結会計期間でも黒字化を達成、AkerunとMigakunが成長し売上高も堅調に推移
会社概要 経営陣紹介
河瀬航大氏(以下、河瀬):株式会社Photosynth代表取締役社長の河瀬です。本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。本日は、会社概要と事業概要、2024年12月期第2四半期の決算説明、事業のアップデートと戦略、補足事業数値についてご説明します。
はじめに、会社概要と事業概要です。株式会社Photosynthは、来月9月で10周年を迎えます。10年間にわたるスマートロックの「Akerun」、そして先日発表した施設運営のBPaaS事業である「Migakun」を展開しています。
現在、137名の従業員が所属しています。ハードウェアとソフトウェアの両方を開発することができるIoTの会社となっています。
Akerun:法人向け「Akerun入退室管理システム」の概要
スマートロック「Akerun」事業についてご説明します。「Akerun Pro」「Akerunコントローラー(Akerun Ctl)」の2種類を展開しています。「Akerun Pro」は、既存の扉に後付けで貼り付けるだけで、スマートフォンやICカードで鍵を開けることができるスマートロックです。
「Akerun Ctl」は、自動扉のような電気的に制御された扉やエレベーター、フラッパーゲートなどをインターネットにつなげて、スマートフォンやICカードで鍵を開け閉めすることができるスマートロックです。
ハードウェアを自社で開発しているだけでなく、スライド中央に掲載した「Akerun Connect」というクラウド上の管理ツール画面により、第三者に対して、鍵を発行・剥奪することができます。
多くの法人にご使用いただいており、グループ管理、支社の管理なども可能になります。勤怠管理や在室管理もすべて「Akerun Connect」上で行うことができます。
Akerun:賃貸住宅向け「Akerun.Mキーレス賃貸システム」の概要
子会社であるMIWA Akerun Technologiesが提供しているサービスについてです。錠前メーカー国内No.1の美和ロックとジョイントベンチャーを設立しており、住宅向けのスマートロックシステムを開発しています。美和ロックが作る電気錠を、「Akerunアプリ」「Akerun ID」で鍵を開け閉めすることができます。
ハードウェアだけでなく、内見の効率化や退去時の手続きが非常に楽になる「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を提供しています。
新規事業:Migakunの概要(ギグワーカープラットフォームを活用した施設運営BPaaS事業)
先日、本格提供を発表した施設運営代行サービス「Migakun」です。ギグワーカーを活用したBPaaS事業で、清掃、問い合わせ、駆けつけ、店舗巡回などを行っています。
「Akerun」は、コワーキングスペース、インドアゴルフ場、オフィス、シェアハウス、賃貸スペース、フィットネスジムのような空間でニーズが高くなっています。「Akerun」により、利用者はこれまでフレキシブルに出入りすることができていましたが、ワーカーのみなさまも自由に行き来することができるようになりました。
従来の清掃業務は、多重下請け構造といった課題がありました。テナントからディベロッパー、ディベロッパーからビル管理会社、そして清掃会社という、3階層から4階層ぐらいの多重下請け構造になっています。
「Migakun」は、直接テナントに使っていただくケースが多いため、テナントからすると清掃代などの施設運営費用をかなり安く抑えることができます。また私たちは、施設運営代行をするギグワーカーのみなさまに、より良い待遇で働いていただけるワーカープラットフォームを構築しています。
事業系統図
これまでオフィスや施設利用者が使っていた「Akerun」により、ワーカーや施設利用者が空間にシームレスに出入りできるようになったことで、オフィスや施設運営者、施設オーナーからすると、入退室の認証をデジタル化し本当の意味で無人化・省人化で施設を運営することが可能になりました。
例えば、フィットネスクラブを運営する際、これまでは受付スタッフ、清掃スタッフ、問い合わせ対応スタッフを常駐させておく必要がありましたが、「Akerun」とギグワーカープラットフォームである「Migakun」により、完全に無人化することができています。
また、「Migakun」は、一時的に清掃してほしいタイミングや、受付スタッフが必要なタイミングなど、さまざまなタイミングに応じることのできるサービスとなっています。
KPI ハイライト
村上航一氏(以下、村上):2024年12月期第2四半期の決算についてご説明します。KPIハイライトについては、当四半期から売上高、売上総利益、営業利益を掲載しています。当社として、売上高をグロースさせながら、利益もしっかり生み出していくという方針によるものになります。
スライドには、4月から6月の3ヶ月間の第2四半期実績を掲載しています。売上高は7億3,000万円、前年同四半期比でプラス23.6パーセント、売上総利益は5億6,000万円、前年同四半期比でプラス13.4パーセント、営業利益は4,000万円となっています。
ARR、ARPU、Churn Rateそれぞれに「(全社)」と記載していますが、これは本格的に提供開始となった「Migakun」が含まれていることによるものです。「Migakun」については、継続的な収益モデルとして、リカーリング売上にも含めています。
ARRは28億円、前年同四半期比でプラス21.7パーセント、ARRに占めるリカーリング売上比率は93.9パーセントとなりました。ARPUは4万2,145円、前年同四半期比でプラス14.3パーセントです。Churn Rateは1.08パーセントとなっています。これらの指標について、後ほど、詳しくご説明します。
2024年12月期第2四半期におけるハイライト/ローライト
当第2四半期におけるハイライトとローライトです。ハイライトは、連結グループでの黒字幅が大きく上振れ、順調に推移しています。「Akerun」導入台数が順調に増加したこと等に伴い、売上高が通期計画比で堅調に推移しています。第2四半期時点での進捗率は49.6パーセントとなっています。
ローライトは、1社あたりの複数台率の増加や、「Akerun」の導入企業におけるインフラ化などが寄与してARPUとChurn Rateが引き続き改善している一方で、契約社数の増加率がやや逓減しています。また、生産性の向上による売上成長に加え、下期に向けて人員の増加数が回復傾向にあるものの、上期においては高難易度求人等の採用遅延が影響し、社員数が逓減しています。
2024年12月期第2四半期 対通期計画比
対通期計画比です。売上高の進捗率は、第2四半期時点で49.6パーセントと堅調に推移しています。当社は、下期偏重のストックビジネスモデルのため、第2四半期時点での進捗率49.6パーセントという結果は対計画比で若干の上振れと判断しています。
営業利益に関しては、売上拡大や収益性の強化によって、当社連結グループとして中間連結会計期間でも黒字化を達成しています。
2024年12月期第2四半期 対前年比
対前年比です。売上高、売上総利益に関しては、「Akerun」の導入台数の増加及び「Migakun」の事業成長に伴い、堅調に増加しています。
売上総利益率については、工事や「Migakun」等の売上が増加したことに加え、賃貸用資産の償却費が以前から増加したことにより低下はしていますが、引き続き70パーセント台後半と高水準を維持しています。
営業利益については、効率的な成長投資に切り替えたことに伴い、売上高の成長を達成しながら販管費を抑えていますので、グループとして中間連結会計期間での黒字化を達成しています。
2024年12月期第2四半期 売上高と売上総利益及び営業利益の推移
売上高と売上総利益及び営業利益の推移です。売上高及び売上総利益は「Akerun」及び「Migakun」の事業成長に伴い、堅調に増加しています。
営業利益についても、効率的な成長投資に切り替えたことに伴い、今年度第1四半期より営業利益の黒字化を継続しています。
2024年12月期第2四半期 ARR(全社)の推移
ARRの推移です。全社でのARRについては先ほどからお伝えしているとおり、「Akerun」の導入台数の増加及び「Migakun」の事業成長に伴い、堅調に増加しています。
2024年12月期第2四半期 売上高とリカーリング売上比率の推移
売上高とリカーリング売上比率です。売上高は、事業における継続的な売上を示すリカーリング売上が堅調に増加したことで、前年同四半期比で23.5パーセント増加しています。
当第2四半期の「Akerun」と「Migakun」を含むリカーリング売上比率は93.9パーセントとなっており、高水準を維持しています。こちらに関しては、「Migakun」の本格提供開始に伴って管理会計集計方法を修正したことから、過去の数字にも遡及して組み換え、表記しています。
2024年12月期第2四半期 ARPU(全社)の推移
ARPUの推移です。ARPUについては、1社あたりの導入台数の拡大に加えて、大規模企業等の大口顧客の比率の増加や、「Akerun」導入顧客を中心とした「Migakun」の導入によるクロスセルの拡大等により、中期的な改善が継続しています。
今後も、全社のARPUは、年率10パーセントから15パーセント程度の拡大ペースが継続するものと見込んでいます。
2024年12月期第2四半期 Churn Rate(全社)の推移
Churn Rateの推移です。当第2四半期のChurn Rateは1.08パーセントへと改善しており、当期のChurn Rate目標である1.15パーセントを上回る結果となっています。顧客都合による解約を除く平均Churn Rateについては、引き続き、さらなる改善を見込んでいます。
2024年12月期第2四半期 売上高と営業費用の推移
売上高と営業費用の推移です。売上原価は、リカーリング売上の上振れにより増加しています。
セールス&マーケティングコストについても、リード獲得による効率性を重視しており、直前四半期比では微増していますが、前年同四半期比では減少し、引き続き効率性の高いマーケティング活動に注力していきます。
コーポレートコストは、直前四半期比及び前年同四半期比で、採用費の影響により、それぞれ若干増加しています。開発コストについては、ソフトウェア資産化の減少などにより若干増加しています。
2024年12月期第2四半期 損益変動要因 対前年同四半期比
スライドは、前年同四半期比の損益変動要因のウォーターフォールチャートです。売上高総利益(粗利)は、リカーリング売上の上振れにより増加しています。セールス&マーケティングコストは、効率性の重視により減少しています。
開発コスト及びソフトウェア資産化については、開発コストが減少した一方で、ソフトウェア資産化減少の影響を勘案してみると、特段大きなインパクトはないと考えています。
2024年12月期第2四半期 損益変動要因 対直前四半期比
直前四半期比での損益変動要因です。売上総利益は、リカーリング売上の上振れにより増加しています。セールス&マーケティングコストについては、さらなる成長投資に向けてマーケティングコストが若干増加しました。
コーポレートコストは、主に採用費が増加しています。開発費とソフトウェア資産化の影響に関しても、両者を勘案すると大きなインパクトはないと考えています。
中期目標の進捗:通期黒字化の必達とさらなる事業成⻑に向けて
河瀬:中期目標の進捗です。2024年は通期での黒字化を目標としています。先ほど村上からご説明したとおり、この目標に対して大幅に前倒しで進捗しています。営業利益を通期黒字化させ、2024年度中には連結フリーキャッシュフローも黒字化を達成したいと考えています。
事業全般:セキュリティや無人化‧省人化などの幅広いユースケースやサービスでさらなる売上拡大を加速
「Akerun入退室管理システム」、「Akerun.Mキーレス賃貸システム」、施設運営代行「Migakun」の3つのサービスがあります。各事業のアップデートと戦略についてご説明します。
法人向けAkerun:オフィスを取り巻く社会的課題に対するAkerunの価値提供
クラウド型入退室管理システム「Akerun」です。マクロトレンドとして、セキュリティや労働時間を適切に管理していくニーズが引き続き強いと考えている主力事業です。個人情報保護法が改正され、個人情報を扱う事業所、事業部であれば、必ず入退室記録を取らければいけないというガイドラインがあります。
働き方改革関連法によって、勤怠管理も入退室管理やPCのログなど、位置データに基づく勤怠管理をしていこうという潮流がありますので、その観点でクラウド型の入退室管理システムである「Akerun」がの導入が広がっているという状況です。
法人向けAkerun:導入‧売上の増加に向けて事業シナジー創出を見据えたソリューション営業の強化
「Akerun」は、新規契約を増やしていく動きと、既存のお客さまに対して2台目、3台目を販売する、またはChurn Rateを抑制していくことが重要な指標だと考えています。新規契約に関しては、地方拠点を活用することによって全国規模での受注を増やすとともに、全国規模での販売パートナーの拡大を進めています。
「Migakun」事業が立ち上がっていく中で、「Migakun」で受注したお客さまに対して「Akerun」を売る、また「Akerun」の受注顧客に対して「Migakun」を売るなどのアップセル・クロスセルを推進しています。
既存顧客に関しては、API連携によって、連携先のクラウド型勤怠管理システムの提供会社から「Akerun」を紹介いただくなど、さまざまなサービスと連携することによってアップセル・クロスセルを図っています。
結果的に、複数のサービスを導入することによって、Churn Rateも必然的に下がっていく良い傾向があると見ています。
法人向けAkerun:APIを通じた提供価値の向上と収益性‧Churn Rateの改善
API連携です。鍵管理、プロダクト管理、セキュリティ管理など、さまざまな領域でAPI連携しています。勤怠管理、在室管理、会員管理、顔認証や指紋認証など、さまざまな会社と連携を進めています。
API連携を進めていくことで、たくさんのお客さまが流入して「Akerun」を使っていただく流れができます。また、複数サービスを利用することで、解約しづらいサービスになっているのではないかと考えています。
住宅向けAkerun:住宅領域における「物理鍵」利用による様々な課題
MIWA Akerun Technologiesは、物件管理に伴う「物理鍵」の煩わしい作業を代替するサービスを提供しています。例えば、リフォームや内見時に鍵を交換、受け渡しする必要がなくなります。入居中に鍵をなくしたという問い合わせも多数ありますが、「Akerun.Mキーレス賃貸システム」があればそのような煩雑な業務のリプレイスが可能だと考えています。
物理的な金属鍵の場合、複製やピッキングのリスクもあります。物理的なピッキングよりもソフトウェアのハッキングのほうが圧倒的に難しいため、セキュリティ需要の高まりという観点において、MIWA Akerun Technologiesの商品が広がっています。
住宅向けAkerun:さらなる導入拡大に向けて、サービス連携の強化などの取り組みを推進
「Akerun.Mキーレス賃貸システム」についてです。内覧向け、管理者向けのWeb管理ツールと、入居者向けのスマートキーアプリを提供しています。
共有部、専有部、場合によっては宅配ロッカーなどもすべて連携することができ、1つのIDでさまざまな扉を開け閉めできる統合IDツールを開発しています。
Migakun:人手不足や少子高齢化に伴う施設運営の無人化‧省人化の要請
「Migakun」についてご説明します。労働人口が不足し、働き方も多様化していく中で、より効率的に働き、またギグワーカーを通じた社会課題の解決を追求したいという思いから始まりました。
当社のお客さまは、「Akerun」を使って、空間を効率的に運用したいという方が非常に多いです。その観点で、「Akerun」を導入し、さらにギグワーカープラットフォームを活用した「Migakun」を導入すれば、非常に安価に無人施設の運営ができるというサービスを提供しています。
本来、受付スタッフ、清掃員、巡回員などは固定費で人材を抱えなければいけない状況でしたが、当社にご依頼いただければ、変動費化して必要な際にサービスを提供できるようなサービスになっています。
清掃業務といっても、清掃だけではなくいろいろな仕事を行っています。例えば、巡回や備品の交換など、総務に近いような業務です。
オペレーショナルアセットとノンオペレーショナルアセットという区分けがあります。最近は、オフィスの床を貸し出してテナントに使ってもらう、または住宅を貸し出して住人に使ってもらうというノンオペレーショナルアセット型の不動産だけではなく、オーナーがホテルやフィットネスクラブなどといった付加価値サービスを提供するオペレーショナルアセット型の不動産が広がっています。
その中で、通常の清掃会社には発注できなかった、ギグワーカーを活用したさまざまなサービスを提供しています。当社にご発注いただければ、さまざまなスタッフ業務を代替することができるため、多くのお問い合わせ、発注をいただいている状況です。
Migakun:あらゆる空間における人手不足対策や業務効率化、Akerunとのシナジー創出を目指す
ワンストップで業務を設計し、「Akerun」と「Migakun」により、無人施設の運営をすべて任せていただくというようなサービスになっています。
補足事業数値:ARR(Akerun)の推移
村上:補足事業数値についてご説明します。「Akerun」のARRの推移です。「Akerun」のARR成長率は、13.4パーセントとなっています。
通期黒字化を目標にしたコスト圧縮など、効率的な営業活動を重視したことから、生産性の向上は順調に推移している一方で、黒字化を優先しているため、ARR成長率としては若干逓減しています。
補足事業数値:契約社数(Akerun)の推移
「Akerun」の契約社数の推移です。現契約社数は約5,500社となっています。営業チャネル戦略等が功を奏し、着実に顧客数を伸ばしています。また、大口顧客比率の増加や既存顧客の追加受注等により、ARR成長率が社数成長率よりも高い状況となっています。
補足事業数値:ARPU(Akerun)の推移
「Akerun」のARPUの推移です。導入台数の緩やかな拡大や、大規模企業の導入、既存顧客からの追加の受注、API連携などのクロスセルの拡大により、中長期的な改善が継続しています。今後も、「Akerun」のARPUは年率5パーセントから10パーセント程度の拡大ペースが継続すると見込んでいます。
補足事業数値:Churn Rate(Akerun)の推移
「Akerun」のChurn Rateの推移です。Churn Rateについても、1.07パーセントと改善し、当期のChurn Rate目標である1.15パーセントを上回る結果となっています。また、顧客都合による解約を除くChurn Rateは、さらなる改善を見込んでいます。
補足事業数値:売上総利益率の推移(全社)
「Akerun」と「Migakun」を含めた全社の売上総利益率の推移です。売上総利益率は、工事や「Migakun」等の売上高の増加及び賃貸用資産の償却費の増加に伴い低下していますが、引き続き70パーセント台後半の高水準で推移しています。
今後、中長期的には、賃貸用資産及びソフトウェアの事業拡大に伴い積み上がることによる償却費の増加を見込んでおり、リカーリング売上の売上総利益率は、数年かけて徐々に低下する一方で、今後も高い水準を維持できるものと考えています。
売上総利益率の水準は、売上項目の構成比次第で変動する可能性があることをご認識いただければと思います。
補足事業数値:正社員数の推移
正社員数の推移です。正社員数は第2四半期末で137名と、前期末比でやや減少しています。昨年度から推進する2024年12月期通期営業利益の黒字化に向けた生産性の向上や、組織の強靱化のための取り組みにより、一定の成果を認識しています。
一方で、通期営業利益の黒字化を前提に、事業成長をさらに加速していくため、営業及び新規事業等における人員の採用を積極的に推進する計画です。計画に対して若干下振れているものの、下期においては回復傾向が見られているため、引き続き注力していきたいと考えています。
今後のIR方針
今後のIR方針及びディスクレーマーについては、掲載の資料をご確認ください。
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