決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … ダイトーケミ、クレオ、エムケー精工 (10月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から27日の決算発表を経て28日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　フジオーゼ <7299>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→14.5億円(前期は8.2億円)に34.1％下方修正し、増益率が2.7倍→75.1％増に縮小する見通しとなった。

▲No.3　大井電気 <6822>
　22年3月期の連結最終損益を従来予想の5.1億円の黒字→0.4億円の赤字(前期は1.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.4　エムケー精工 <5906>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.0％減の7.5億円に減ったが、通期計画の9.5億円に対する進捗率は79.4％に達し、5年平均の63.7％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7299> フジオーゼ 　　東２ 　 -13.11 　 10/27　　上期　　　　黒転
<4366> ダイトーケミ 　東２　　 -7.17 　 10/27　　上期　　　142.15
<6822> 大井電気 　　　ＪＱ　　 -7.16 　 10/27　　上期　　　　赤縮
<5906> エムケー精工 　ＪＱ　　 -5.12 　 10/27　　上期　　　-13.03
<5279> 日本興業 　　　ＪＱ　　 -1.02 　 10/27　　上期　　　169.70

<9698> クレオ 　　　　ＪＱ　　 -0.84 　 10/27　　上期　　　　7.63
<4761> さくらＫＣＳ 　東２　　 -0.48 　 10/27　　上期　　　-40.07
<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 -0.25 　 10/27　　　3Q　　　 27.27

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース