3. 財務状況と経営指標
2021年1月期第2四半期末の総資産は前期末比116百万円減少の3,320百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が9百万円増加し、売掛金が11百万円減少した。固定資産では有形固定資産が40百万円減少したほか、ソフトウェア等の無形固定資産が26百万円減少、貸倒引当金が47百万円増加(減少要因)した。なお、長期貸付金として計上している297百万円は元社長に対する損賠賠償金にかかるものとなっており、準金銭消費貸借契約の締結により同社株式368,400株と一部財産について担保権を設定している。
負債合計は前期末比29百万円減少の254百万円となった。買掛金が17百万円減少したこと等による。また、純資産合計は同86百万円減少の3,066百万円となった。配当金の支払に伴い利益剰余金が89百万円減少したことが主因となっている。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は92.2%と引き続き高水準を維持している。主力事業となるASP事業が減益となったとはいえ、ストック型ビジネスモデルで安定した収益を維持していること、大きな資金需要がないことが要因となっている。このため、期間損益が損失に転落しない限りは、財務内容も引き続き健全性を維持できるものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
この銘柄の最新ニュース
ジャストプラのニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part1 ディスコ、Sapeet、キオクシアHDなど 2025/01/09
- 前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?― 2025/01/09
- 【↓】日経平均 大引け| 反落、米株安を受けリスク回避の売り優勢 (1月8日) 2025/01/08
- ライトオン、川本産業、JINSHDなど 2025/01/08
- ジャストプラ---大幅続伸、高水準の自社株買い取得を発表 2025/01/08
マーケットニュース
- 今週の【重要イベント】米消費者物価、米小売売上高、TSMC決算 (1月13日~19日) (01/12)
- デジタルリスク時代の救世主、サイバー防衛「株高変貌6銘柄」大選抜 <株探トップ特集> (01/11)
- 信用残ランキング【売り残増加】 日産自、トヨタ、JT (01/12)
- 信用残ランキング【買い残増加】 キオクシア、日産自、ホンダ (01/12)
おすすめ条件でスクリーニング
ジャストプランニングの取引履歴を振り返りませんか?
ジャストプランニングの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。