売上高については、主業務であるソフトウェア開発事業において、長期・優良案件の確保に努めるとともに、優良な開発リソースの確保に注力したが、不採算プロジェクトへのリソース投入が影響し、減収となった。
セグメント別では、ソフトウェア開発事業の外部顧客への売上高は、官公庁、自動車メーカー等の製造業、投資顧問業向けのSI/受託開発業務、コンサルタント業務が伸びたが、金融業向けのSI/受託開発業務が減収となった。デジタルサイネージ事業の外部顧客への売上高は、同56.5%増の4.81億円となった。
損益面では、生損保、製造業、投資顧問業向けの業務系ソフトウェア開発、自動車メーカー等への組み込み系システム開発支援などが好調であったものの、本体の金融業向け受託開発におけるプロジェクト損失が影響し、減益となった。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%増の140.00億円、営業利益が8.00億円、経常利益が同925.6%増の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同206.1%増の4.50億円としている。なお、2019年12月期の期末配当については配当性向を考慮し、業績に応じた配当方針として10円~15円の幅を持たせた発表となっている。
<SF>
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