電気自動車(EV)関連で注目。
大正7年創業の老舗企業。爆薬、信号用火工品から機能性材料まで幅広い分野を手掛ける。三協実業の子会社化で合成樹脂製品もカバー。産業用爆薬が土木向けに堅調に推移し増販。17.3期3Qは増収増益での着地。
現状の同社は、電気自動車(EV)の普及に伴いリチウムイオン電池などの評価需要が高まっていることへの対応で、中核子会社、日本カーリットが、主に電池の危険性を評価する施設を新設したと報じられ上昇している。
電池の試験が、同社が受託する試験全体に占める割合は8割と、5年前の4倍に増えたそうだ。
危険性評価の受託事業は現在売上高の1割に満たないが、需要の伸びを取り込んで、中核事業の1つに育てたい考えだという。
また、民間企業の宇宙産業を後押しする宇宙関連法案が昨年11月に成立したことで、ロケット燃料の需要増も期待される。
チャートも上昇後の持ち合いを続けており再度高値を狙ってくると見ている。